鎌倉市で生活保護を申請したい、あるいは受給しながら住まいを探したいと考えている方へ、申請の窓口から受給できる金額の目安、家賃の上限、部屋探しの進め方までを解説します。
鎌倉市の相談窓口は市役所本庁舎の生活福祉課19番窓口、保護費の支給日は毎月5日です。家賃の上限は単身世帯で41,000円、単身30代の方が受け取れる金額はおおよそ月118,220円が目安になります。
この記事の金額は、厚生労働省の告示(生活保護法による保護の基準・令和8年10月適用)にもとづく実額です。窓口・支給日・手続きの内容は鎌倉市の公式資料で確認しています。
鎌倉市の生活保護受給の概要
生活保護は、収入や資産だけでは生活が成り立たなくなったときに、国が定める最低限度の生活費との差額を補う制度です。鎌倉市にお住まいの方、あるいは現に鎌倉市内にいる方は、鎌倉市福祉事務所が窓口になります。
まず全体像をつかんでいただくために、鎌倉市で生活保護を受けるときの基本の数字をまとめます。
| 相談・申請の窓口 | 鎌倉市福祉事務所 生活福祉課 19番窓口 |
| 受付時間 | 月曜日〜金曜日 8時30分〜17時00分 |
| 保護費の支給日 | 毎月5日(5日が土日祝のときは直前の平日) |
| 家賃の上限(単身) | 41,000円 |
| 決定までの期間 | 申請から原則14日以内(調査に時間を要する場合は最長30日) |
受け取れるお金は「生活費」と「家賃」に分かれている
生活保護で支給されるお金は、使いみちごとにいくつかの種類(扶助)に分かれています。多くの方に関わるのは次の2つです。
このほかに、医療費をまかなう医療扶助、お子さんの学用品などにあてる教育扶助、介護サービスの費用にあてる介護扶助などがあります。医療費は原則として自己負担がなくなります。
鎌倉市は「1級地-1」に区分されている
生活保護の基準額は、物価や生活水準の違いを反映するため、全国の市区町村が6つの区分(級地)に分けられています。鎌倉市は最上位の1級地-1です。同じ神奈川県内では横浜市・川崎市・藤沢市・大和市などが同じ区分にあたります。
級地が上位であるほど、生活費にあたる生活扶助の基準額は高くなります。ただし家賃の上限(住宅扶助)については、神奈川県では級地による差がありません。この点は後ほど詳しく説明します。
鎌倉市で生活保護を受けるための4つの基本要件
生活保護を受けられるかどうかは、次の4つを踏まえたうえで、世帯の収入が国の定める最低生活費を下回っているかで判断されます。鎌倉市だけの独自の条件があるわけではなく、全国共通の考え方です。
そもそも「最低生活費」とは
最低生活費とは、その世帯が暮らしていくために必要だと国が定めた金額のことです。世帯の人数、それぞれの年齢、住んでいる地域、障害の有無などから計算されます。
判定はとてもはっきりしています。世帯の収入がこの最低生活費を下回っていれば対象になり、上回っていれば対象になりません。収入には給与だけでなく、年金、失業給付、仕送り、養育費なども含まれます。
たとえば鎌倉市で単身の30代の方であれば、最低生活費はおおよそ118,220円(家賃41,000円の物件に住んでいる場合)です。この方の収入が月10万円なら、差額の約18,000円が支給の対象になります。収入が13万円あれば対象外です。

「収入があるから対象外だろう」と思って相談をためらう方が多くいらっしゃいます。しかし判断の基準は収入の有無ではなく、最低生活費との差です。ご自身の世帯の最低生活費がいくらになるかは、窓口で計算してもらえます。
1. 資産を活用すること
預貯金や、生活に使っていない土地・家屋などがあれば、まずそれを生活費にあててくださいという考え方です。
よく心配されるのが持ち家と自動車です。住んでいる家については、売却するより住み続けたほうが結果的に費用がかからないと判断されれば、そのまま住み続けられる場合があります。自動車は原則として保有が認められませんが、公共交通機関での通勤が難しい地域での通勤用、障害がある方の通院用など、事情によって認められることがあります。

持ち家や自動車の扱いは、世帯の状況によって判断が変わります。「持っているから申請できない」と自分で結論を出さず、窓口で事情を伝えて相談してください。
2. 能力を活用すること
働ける状態にある方は、能力に応じて働くことが求められます。ただしこれは「働いていたら受給できない」という意味ではありません。働いて収入があっても、その額が最低生活費に届かなければ、不足分が支給されます。
また、病気やけが、障害、介護などの事情で働くことが難しい場合は、その事情が考慮されます。
3. 他の制度を活用すること
年金、雇用保険の失業給付、傷病手当金、児童扶養手当など、ほかに受けられる制度があれば先にそちらを使います。それでも最低生活費に足りない場合に、生活保護がその差を埋めます。
4. 扶養義務者の扶養を活用すること
親・子・きょうだいなどの親族から援助を受けられる場合は、それが優先されます。福祉事務所から親族へ援助の可否をたずねる連絡(扶養照会)が行われることがあります。
ただし扶養照会は、親族の援助が申請の条件になっているわけではありません。長年連絡を取っていない、家庭内暴力があった、関係が著しく悪いなどの事情がある場合は、照会を控える取り扱いがあります。事情がある方は、申請の際に必ずその旨を伝えてください。
鎌倉市の福祉事務所と申請窓口
鎌倉市の生活保護の相談・申請は、市役所本庁舎にある生活福祉課が一手に受け付けています。区ごとに窓口が分かれている政令指定都市とは違い、鎌倉市では窓口は1か所だけです。
| 名称 | 鎌倉市福祉事務所(健康福祉部 生活福祉課) |
| 窓口 | 19番窓口 |
| 所在地 | 〒248-8686 鎌倉市御成町18番10号 |
| 電話(直通) | 0467-61-3972 |
| 電話(代表) | 0467-23-3000 |
| 受付時間 | 月曜日〜金曜日 8時30分〜17時00分 |
| 休み | 土曜・日曜・祝日・年末年始 |
面接の相談は電話予約をしておくとスムーズ

鎌倉市では、面接での相談を希望する場合、あらかじめ電話で予約しておくことが案内されています。予約なしでも相談は受け付けられますが、待ち時間が長くなることがあります。
生活保護の相談は、収入・資産・家族関係といった立ち入った内容を一通り話すことになるため、1回あたり1時間前後かかることも珍しくありません。事前に電話を入れておけば、担当者の時間を確保したうえで臨めます。
予約の電話は、直通の 0467-61-3972 にかけて「生活保護の相談をしたい」と伝えれば大丈夫です。相談内容を電話で詳しく話す必要はありません。
市役所へのアクセス
鎌倉市役所本庁舎はJR横須賀線・江ノ島電鉄の鎌倉駅から徒歩圏にあります。御成町は鎌倉駅の西口側で、駅から市役所までは歩いて10分程度です。
大船・玉縄・深沢の各地区にお住まいの方も、生活保護の窓口は本庁舎の生活福祉課になります。大船駅からは JR横須賀線で鎌倉駅まで2駅です。
鎌倉市の申請から決定までの流れ
相談から保護費を受け取るまでは、おおむね次の順に進みます。
ステップ1:事前の相談
生活福祉課19番窓口で、いまの暮らしの状況を伝えます。収入、預貯金、家賃、同居している家族、健康状態などを聞かれます。この場で、生活保護以外に使える制度があればその案内も受けられます。
ステップ2:申請
申請の意思を伝え、申請書を提出します。申請は国民の権利であり、相談の結果に関わらず申請書を出すことができます。書類がすべて揃っていなくても、まず申請を受け付けてもらったうえで後から提出する方法があります。
用意しておくとよいものは次のとおりです。持っていない書類があっても、それだけで申請ができなくなることはありません。
ステップ3:調査
申請を受け付けたあと、福祉事務所が次のような調査を行います。
- 家庭訪問……担当者がお住まいを訪ね、生活の状況を確認します
- 資産の調査……金融機関などに預貯金や保険の照会が行われます
- 扶養照会……親族に援助ができるかを書面でたずねます(事情があれば控えられることがあります)
- 就労の可能性の確認……働ける状態かどうかを確認します
ステップ4:決定の通知
申請から原則14日以内に、保護を開始するかどうかが書面で通知されます。資産調査に時間がかかるなどの事情があるときは、最長30日まで延びることがあります。その場合は理由が通知書に記載されます。
保護が決まると、申請した日にさかのぼって保護費が計算されます。決定が2週間後になったとしても、その2週間分が受け取れなくなるわけではありません。
ステップ5:保護費の受け取り(毎月5日)
鎌倉市の保護費の支給日は毎月5日です。5日が土曜・日曜・祝日にあたるときは、その直前の平日に繰り上げて支給されます。
支給日が月の初めにあるため、家賃の支払日が月末に設定されている物件では、受け取ってから支払うまでの期間が空きます。家計の見通しを立てるときに意識しておくとよい点です。
鎌倉市の住宅扶助上限額と物件選び
住宅扶助は、家賃にあてるためのお金です。鎌倉市の単身世帯の上限は月41,000円で、実際の家賃がこの額以内であれば、その実費が支給されます。上限を超える家賃の物件に住んでいる場合、超えた分は生活費のなかから支払うことになります。
神奈川県は級地によって家賃の上限が変わらない
生活費にあたる生活扶助は級地によって額が変わりますが、神奈川県の住宅扶助は級地に関係なく同じ額です。1級地-1の鎌倉市も、2級地の市町村も、単身なら同じ41,000円になります。
例外は、国が個別に額を定めている横浜市(単身52,000円)・川崎市(同53,700円)・相模原市(同41,000円)・横須賀市(同44,000円)の4市です。鎌倉市はこれに含まれないため、神奈川県の一般の基準が適用されます。
隣接する横浜市(栄区・戸塚区など)は単身52,000円で、鎌倉市より11,000円高くなります。市境をまたいで物件を探すときは、どちらの市に住民登録するかで上限が変わる点に注意してください。
世帯人数が増えると上限も上がる
住宅扶助の上限は世帯の人数に応じて段階的に上がります。2人世帯、3人以上の世帯ではそれぞれ別の額が定められており、3人世帯なら上限は53,000円です。
また、車椅子を使っている方がいる場合や、世帯の事情で通常の上限では住まいを確保できない場合には、特別基準としてより高い額が認められることがあります。単身世帯でも、条件を満たせば53,000円まで認められる仕組みです。
世帯人数ごとの上限額の一覧、特別基準が認められる条件、部屋の広さによって上限が下がる仕組みについては、鎌倉市の住宅扶助を専門に解説したページにまとめています。
鎌倉市の生活扶助モデルケース
実際にいくら受け取れるのかを、代表的な2つの世帯で計算します。いずれも収入がまったくない場合の金額で、1級地-1(鎌倉市)の基準額にもとづいています。収入がある場合は、その分が差し引かれます。
ケース1:30代・単身世帯
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 生活扶助 第1類(食費・衣類など・個人分) | 46,930円 |
| 生活扶助 第2類(光熱費など・世帯分) | 27,790円 |
| 特例加算 | 2,500円 |
| 経過的加算 | 0円 |
| 生活扶助の小計 | 77,220円 |
| 住宅扶助(上限まで支給された場合) | 41,000円 |
| 合計(月額の目安) | 118,220円 |
特例加算は、2026年10月に1人あたり月1,500円から2,500円へ引き上げられました。同時に経過的加算が引き下げられ、このケースでは200円から0円になったため、差し引きで増えたのは月800円です。なお、入院している方や介護施設に入所している方などの特例加算は、月1,000円のまま据え置かれています。
このほかに医療費は医療扶助でまかなわれるため、窓口での自己負担は原則ありません。
ケース2:3人世帯(35歳・32歳・5歳のお子さん)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 生活扶助 第1類(3人分の合計138,440円 × 逓減率0.75) | 103,830円 |
| 生活扶助 第2類(3人世帯) | 44,730円 |
| 特例加算(1人2,500円 × 3人) | 7,500円 |
| 経過的加算 | 0円 |
| 生活扶助の小計 | 156,060円 |
| 児童養育加算(お子さん1人分) | 10,190円 |
| 住宅扶助(3人世帯の上限まで支給された場合) | 53,000円 |
| 合計(月額の目安) | 219,250円 |
第1類は世帯人数が増えるほど1人あたりの額が下がる仕組みになっており、そのための係数(逓減率)を掛けて計算します。3人世帯では0.75です。
条件に応じて上乗せされるお金
上の表に含めていない加算がいくつかあります。該当する方は、その分が毎月の支給額に上乗せされます。
| 加算の種類 | 鎌倉市での額 |
|---|---|
| 母子加算(ひとり親・お子さん1人) | 18,800円 |
| 障害者加算(身体障害者手帳1・2級など) | 27,460円 |
| 障害者加算(同3級など) | 18,300円 |
| 冬季加算(単身・11月〜3月のみ) | 2,630円 |
| 期末一時扶助(単身・12月のみ) | 14,500円 |
冬季加算は暖房費にあてるもので、神奈川県は11月から3月までの5か月間が対象です。期末一時扶助は年末の出費に対応するもので、12月の保護費にまとめて加算されます。3人世帯の場合、冬季加算は4,240円、期末一時扶助は24,360円です。
ここに挙げた金額は、収入がない場合の目安です。年金や給与などの収入があるときは、その分だけ支給額が減ります。ただし働いて得た収入については、一定額が手元に残る仕組み(勤労控除)があり、収入の全額が差し引かれるわけではありません。
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鎌倉市で借りられる物件の探し方
鎌倉市で住まいを探すとき、最初に向き合うことになるのが家賃の相場と住宅扶助の上限の開きです。
相場と上限の差をどう埋めるか
不動産情報サイトが公開している市内の相場をみると、1Kでおおむね8万円台、ワンルームでも同程度です。単身世帯の上限41,000円に収まる物件は、数のうえでは多くありません。鎌倉市が観光地であり、かつ住宅地としての人気が高いことが背景にあります。
そのうえで、探し方には工夫の余地があります。
地区ごとの特徴
鎌倉市は南北に長く、地区によって住まいの性格がかなり違います。上限内の物件を探すときは、この違いを知っておくと動きやすくなります。
| 地区 | 主な駅 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大船・玉縄 | 大船・北鎌倉 | 市の北端。JR東海道線・横須賀線・湘南モノレールが使え、商業施設もそろう。市内では賃貸の在庫が最も多い |
| 深沢 | 湘南深沢・鎌倉 | 市の中央部。湘南モノレール沿線で、鎌倉駅周辺より落ち着いた価格帯の物件がある |
| 鎌倉(中央) | 鎌倉・和田塚 | 市役所のある地区。観光の中心でもあり、家賃は市内で高め |
| 腰越・津 | 腰越・七里ヶ浜 | 江ノ島電鉄沿線。藤沢市に近く、海沿いの立地 |
通院や通勤の都合がなければ、まず大船・玉縄の周辺から探すのが現実的です。物件の数が多いぶん、上限内に収まるものに当たる確率が上がります。大船駅は市役所のある鎌倉駅まで2駅、横浜駅までも15分程度で、生活の利便性も確保しやすい地区です。
入居審査と保証会社
生活保護を受けていることを理由に、貸主や管理会社から断られることがあります。一方で、家賃が福祉事務所から直接支払われる代理納付という仕組みがあり、これを説明すると受け入れられやすくなることがあります。家賃の滞納が起きにくいためです。
連帯保証人を立てられない場合は、家賃債務保証会社を利用する方法があります。保証会社の審査基準は会社によって異なり、生活保護の受給者を受け入れているところもあります。
引越しにかかる費用について
転居に伴う費用は、要件を満たす場合に支給されることがあります。費用の種類によって、どの扶助から出るかが分かれます。
敷金等として支給の対象になりうる費目は、権利金・礼金・不動産手数料・火災保険料・保証料です。その上限は、原則として特別基準額の3倍とされており、神奈川県はこの3倍という倍率を公式に明示している数少ない自治体のひとつです。
支給されるかどうかは福祉事務所が個別に判断します。自分で判断して引越しをした後では対象になりません。転居を考えた時点で、契約する前に必ず窓口へ相談してください。
どのような場合に引越し費用が支給されるのかは、引越し費用の支給について解説した全国共通のコラムで詳しく説明しています。支給の対象になる場面は細かく分かれているため、転居を考えている方は一度目を通しておくことをおすすめします。
申請が却下されたときの対処法
申請したものの保護が開始されなかった場合、その決定に納得できなければ、不服を申し立てる手続きがあります。
審査請求は「3か月以内」
却下の決定に不服があるときは、神奈川県知事に対して審査請求ができます。期限は処分があったことを知った日の翌日から起算して3か月以内です(行政不服審査法 第18条第1項)。
インターネット上には「60日以内」と書かれた情報が残っていますが、これは2016年3月まで有効だった古い法律の数字です。現在は3か月に延長されています。古い情報を見て「もう間に合わない」と諦める必要はありません。
審査請求の結果にも納得できない場合は、さらに国(厚生労働大臣)への再審査請求、あるいは裁判所への訴訟という手段があります。
その前にできること
却下の理由は決定通知書に書かれています。まずその理由を確かめてください。収入の見込みや資産の評価について事実と違う点があれば、資料を添えて改めて相談することで、結論が変わることもあります。
また、状況が変われば改めて申請できます。一度却下されたからといって、二度と申請できないわけではありません。
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鎌倉市で申請するときの固有の注意点
指定のごみ袋が配布される
鎌倉市では家庭ごみの収集が有料で、指定の袋を購入する必要があります。生活保護を受けている世帯には、この指定有料ごみ袋が配布されます。手続きの方法や枚数は担当のケースワーカーに確認してください。
ごみ袋が有料の自治体は全国的に増えていますが、受給世帯への配布があるかどうかは市によって異なります。鎌倉市に転入してきた方は、以前住んでいた市と扱いが違う可能性があります。
家賃の上限を超えている場合は転居を求められることがある
鎌倉市の資料では、家賃が基準額を超えている場合に転居を求められることがあると案内されています。相場が上限を大きく上回る鎌倉市では、現に住んでいる家の家賃が41,000円を超えているケースが少なくありません。
ただし、転居がただちに求められるわけではありません。転居にかかる費用や生活への影響も踏まえて判断されます。申請の相談のときに、いまの家賃と暮らしの事情を率直に伝えてください。
受給が始まったあとの届出
保護が始まると、いくつかの届出が必要になります。鎌倉市の資料では次のような義務が案内されています。
収入の申告は、申告しないでいると、あとから支給された保護費を返すことになる場合があります。金額の大小にかかわらず、収入があったときは必ず申告してください。
よくある質問
- Q鎌倉市の生活保護費は毎月何日に支給されますか?
- A
毎月5日です。5日が土曜・日曜・祝日にあたるときは、その直前の平日に繰り上げて支給されます。
- Q家賃が41,000円を超える家に住んでいますが、申請できますか?
- A
申請できます。上限を超える分は生活費のなかから支払うことになり、事情によっては転居を求められる場合がありますが、申請そのものが妨げられることはありません。世帯の事情によっては特別基準として上限が引き上げられることもあります。まず窓口で相談してください。
- Q家族に知られずに申請できますか?
- A
親族に援助の可否をたずねる扶養照会が行われることがあります。ただし、長年連絡を取っていない、家庭内暴力があったなどの事情がある場合には、照会を控える取り扱いがあります。事情がある方は、申請のときに必ずその旨を伝えてください。
- Q働きながら生活保護を受けることはできますか?
- A
できます。働いて得た収入が最低生活費に届かない場合、その差額が支給されます。また、働いて得た収入については一定額が手元に残る仕組み(勤労控除)があり、収入の全額が支給額から差し引かれるわけではありません。収入があった月は必ず申告してください。
- Q相談に行くときの予約は必要ですか?
- A
予約なしでも相談できますが、鎌倉市では事前の電話予約が案内されています。予約しておくと待ち時間が短く済みます。直通の 0467-61-3972 に電話して「生活保護の相談をしたい」と伝えてください。
- Q住む家がない状態でも申請できますか?
- A
申請できます。生活保護は現にその地域にいる方を対象とする考え方(現在地保護)があり、住民登録がない場合でも、いま鎌倉市内にいるのであれば鎌倉市の福祉事務所が受け付けます。住まいの確保についても相談できます。
- Q横浜市から鎌倉市へ引っ越すと、家賃の上限は下がりますか?
- A
下がります。横浜市は国が個別に額を定めており単身52,000円ですが、鎌倉市は神奈川県の一般の基準で単身41,000円です。差は11,000円あります。市をまたいで転居を考えるときは、転居先の上限額を先に確認してください。
- Q貯金がいくらあると申請できませんか?
- A
一律の金額が決められているわけではなく、世帯の最低生活費との関係で判断されます。手持ちのお金が最低生活費の一定割合を下回っていれば対象になりうるという考え方です。具体的な線引きは窓口での判断になりますので、「貯金があるから無理」と自分で決めず、額を伝えて相談してください。
まとめ
鎌倉市で生活保護を考えるときに押さえておきたい点をまとめます。
- 窓口は市役所本庁舎の生活福祉課19番窓口。面接相談は電話予約をしておくと待ち時間が短い
- 保護費の支給日は毎月5日(土日祝のときは直前の平日)
- 家賃の上限は単身41,000円。神奈川県では級地による差がない
- 受給額の目安は単身30代で月118,220円、3人世帯で月219,250円
- 申請から決定までは原則14日以内。保護費は申請した日にさかのぼって計算される
- 却下に不服があるときの審査請求は3か月以内(60日ではない)
鎌倉市は家賃の相場が住宅扶助の上限を大きく上回る地域です。そのぶん住まい探しには工夫が要りますが、探し方の幅を広げれば選択肢は出てきます。物件のことでお困りのときは、生活保護に対応した住まい探しのご相談を無料で承っています。
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