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清瀬市の生活保護 完全ガイド | 単身13万円の内訳・家賃上限・申請条件

清瀬市の生活保護 完全ガイド | 単身13万円の内訳・家賃上限・申請条件 エリア別情報

東京都清瀬市で生活保護を検討している方に向けて、受給できる金額・家賃の上限・受けられる条件・申請窓口までを1ページにまとめました。清瀬市は級地区分が「1級地-1」にあたり、東京23区と同じ水準の基準額が適用されます。数字はすべて厚生労働省の告示にもとづく実額です。


  1. 清瀬市の生活保護でいくらもらえるのか
    1. 「もらえる金額」と「最低生活費」は違う
    2. 住宅扶助は「実際の家賃額」が支給される
  2. 生活扶助はいくら?年齢別・世帯人数別の早見表
    1. 第1類(個人ごとの費用・月額)
    2. 逓減率(世帯人数が増えるほど1人あたりを圧縮する係数)
    3. 第2類(世帯共通の費用・月額)
    4. 清瀬市の単身世帯(35歳)の計算例
    5. 清瀬市の母子世帯(母38歳+子10歳)の計算例
    6. 冬季加算は11月から3月に加わる
  3. 家賃はいくらまで出る?上限53,700円と減額の落とし穴
    1. 家賃が上限を超えられる「特別基準」
    2. 部屋が狭いと上限額が下がる
    3. 清瀬市の家賃相場と上限額のギャップ
  4. 加算でいくら増える?母子・障害・児童養育の加算額
    1. 母子加算(ひとり親世帯)
    2. 障害者加算
    3. 児童養育加算
    4. 教育扶助(義務教育の費用)
  5. 保護費はいつ振り込まれる?支給日と初回までの流れ
    1. 清瀬市の支給日
    2. 申請から初回の支給まで
    3. 引越し費用や更新料はオンラインで申請できる
  6. 清瀬市で生活保護を受けられるのはどんな人か
    1. 判断の土台になる4つの考え方
    2. 判断は「世帯」単位で行われる
    3. 年齢による制限はない
    4. 働いていても対象になる
  7. 収入・資産はいくらまで?清瀬市の判定ライン
    1. 収入がいくらまでなら対象になるか
    2. 貯金はいくらまで持てるか
    3. 持ち家・自動車・生命保険の扱い
    4. 家族に必ず連絡がいくのか(扶養照会)
  8. 清瀬市の申請窓口と手続きの流れ
    1. 窓口は清瀬市役所1階の生活福祉課
    2. 相談から申請までの流れ
    3. 持っていくとよいもの
    4. 生活保護以外の相談先もある
  9. 家賃53,700円以内の部屋を清瀬市で探すには
    1. 上限内に収めるための現実的な条件
    2. 引越しにかかる費用も扶助の対象になる
    3. 保証人がいない場合
  10. 清瀬市の生活保護の現状
  11. よくある質問
  12. まとめ

清瀬市の生活保護でいくらもらえるのか

清瀬市で単身の方が生活保護を受ける場合、家賃が上限額であれば月額125,600円〜130,940円が最低生活費の目安になります。年齢によって金額が変わります。

年齢生活扶助住宅扶助(上限)合計
18〜19歳77,050円53,700円130,750円
20〜40歳76,420円53,700円130,120円
41〜59歳77,240円53,700円130,940円
60〜64歳76,880円53,700円130,580円
65〜69歳76,880円53,700円130,580円
70〜74歳75,750円53,700円129,450円
75歳〜71,900円53,700円125,600円

※生活扶助は令和8年4月の基準額、住宅扶助は告示実額(令和3年度以降改定なし)。1円単位の端数処理は実施機関の運用によるため、実際の決定額と数十円単位で異なる場合があります。

「もらえる金額」と「最低生活費」は違う

上の表は最低生活費であって、そのまま振り込まれる金額ではありません。生活保護で支給されるのは、最低生活費から収入を差し引いた差額です。

  • 収入がまったくない場合 → 最低生活費の全額が支給される
  • 月8万円の収入がある場合 → 差額のおよそ5万円が支給される(実際には勤労控除が引かれるため、手元に残る額はもう少し多くなります)

つまり清瀬市で単身の方であれば、収入がおおむね13万円を下回っていれば対象になりうるということです。この判定ラインは級地によって変わるため、他の市の記事に書かれた金額をそのまま当てはめることはできません。

「パートで働いているから対象外では」というご相談をよくいただきます。

働いていても申請できます。清瀬市の単身なら最低生活費が13万円前後ですので、月9万円の収入があっても差額が支給される可能性があります。働いて得た収入からは基礎控除が差し引かれるため、収入がゼロの場合よりも手元に残る総額は多くなります。

住宅扶助は「実際の家賃額」が支給される

表の住宅扶助53,700円は上限額です。家賃4万円の部屋に住んでいれば支給されるのは4万円で、差額が現金で受け取れるわけではありません。

一方で、家賃が上限を超える部屋に住んでいる場合、超過分は生活扶助から持ち出すことになります。清瀬市の家賃相場は上限額を上回っているため、この点は後の章で詳しく扱います。


生活扶助はいくら?年齢別・世帯人数別の早見表

生活扶助は日常生活に必要な費用で、次の要素を足し合わせて計算します。

生活扶助 =(世帯員それぞれの第1類の合計 × 世帯人数に応じた逓減率)+ 世帯人数に応じた第2類 + 特例加算(1人あたり1,500円)+ 経過的加算

清瀬市は1級地-1なので、以下の表の「1級地-1」の列を使います。

第1類(個人ごとの費用・月額)

年齢清瀬市(1級地-1)
0〜2歳44,580円
3〜5歳44,580円
6〜11歳46,460円
12〜17歳49,270円
18〜19歳46,930円
20〜40歳46,930円
41〜59歳46,930円
60〜64歳46,930円
65〜69歳46,460円
70〜74歳46,460円
75歳〜39,890円

第1類でもっとも高いのは12〜17歳の49,270円で、成人よりも高く設定されています。「大人のほうが金額が大きい」と思われがちですが、実際は逆です。また60〜64歳と65〜69歳、70〜74歳と75歳以上では金額が変わるため、「65歳以上」とひとくくりにすると誤った金額になります。

逓減率(世帯人数が増えるほど1人あたりを圧縮する係数)

1人2人3人4人5人
1.00000.87000.75000.66000.5900

逓減率を掛けるのは第1類の合計だけです。次の第2類には掛けません。

第2類(世帯共通の費用・月額)

世帯人数金額
1人27,790円
2人38,060円
3人44,730円
4人48,900円
5人49,180円

第2類は級地によって金額が変わりません。全国どこでも世帯人数だけで決まります。第1類は級地で変わり、第2類は変わらないという非対称な構造になっています。

清瀬市の単身世帯(35歳)の計算例

項目金額
第1類(20〜40歳)× 逓減率1.000046,930円
第2類(1人)27,790円
特例加算(1人分)1,500円
経過的加算(20〜40歳・単身・1級地-1)200円
生活扶助 合計76,420円

これに住宅扶助(家賃の実費・上限53,700円)が加わります。

清瀬市の母子世帯(母38歳+子10歳)の計算例

項目金額
第1類 46,930円+46,460円=93,390円 × 逓減率0.870081,249円
第2類(2人)38,060円
特例加算(2人分)3,000円
経過的加算(母38歳分)390円
母子加算(1級地・児童1人)18,800円
児童養育加算(児童1人)10,190円
小計151,689円
住宅扶助(2人世帯・上限)64,000円
合計215,689円

※逓減率を掛けた段階で端数が生じるため、実際の決定額とは数十円程度ずれることがあります。正確な金額は福祉事務所の決定通知書で確認してください。

冬季加算は11月から3月に加わる

東京都は冬季加算の地区区分でⅥ区にあたり、11月から3月まで生活扶助に上乗せがあります。同じ関東でも群馬県・栃木県はⅤ区で、東京都より高い金額が設定されています。

清瀬市に適用される具体的な金額は、当サイトで確定した一次情報を確認できていないため掲載していません。冬季加算の額は福祉事務所にお尋ねください。


家賃はいくらまで出る?上限53,700円と減額の落とし穴

清瀬市は東京都の1級地にあたるため、住宅扶助の上限額は次のとおりです。

世帯人数家賃の上限額
単身53,700円
2人64,000円
3〜5人69,800円
6人75,000円
7人以上83,800円

清瀬市は政令指定都市でも中核市でもないため、東京都の一般基準がそのまま適用されます。多摩地域では八王子市だけが中核市として個別の基準額を持っていますが、その額も東京23区と同額です。

住宅扶助の上限額は「1級地・2級地・3級地」の3つの区分で決まります。級地区分そのものは1級地-1から3級地-2まで6段階ありますが、家賃の上限額を見るときは3区分で判断します。清瀬市の「1級地-1」は「1級地」であり、「2級地」ではありません。

家賃が上限を超えられる「特別基準」

障害があって広い部屋が必要な場合など、次の3つのいずれかに当てはまるときは、上限を超える家賃が認められることがあります。

  1. 障害などにより広い居室が必要な場合
  2. 高齢などにより転居が困難な場合
  3. 通常の上限額の範囲内で入居できる物件がない場合

清瀬市の単身世帯の場合、特別基準は69,800円です。世帯人数が増えるとこの金額も上がりますが、認められるかどうかは福祉事務所の判断になります。申請前に相談してください。

部屋が狭いと上限額が下がる

見落とされやすいのがこの点です。専有面積が狭い物件では、住宅扶助の上限額そのものが引き下げられます。

専有面積単身の上限額
15㎡超53,700円
11〜15㎡48,000円
7〜10㎡43,000円
6㎡以下38,000円

清瀬市の家賃相場と上限額のギャップ

清瀬市の家賃相場は、不動産情報サイトの掲載物件の平均で次の水準です。

間取り清瀬市の相場
ワンルーム6.75万円
1K7.17万円
1DK9.45万円

単身の上限額53,700円に対して、ワンルームの相場でも1万円以上、1Kでは1万8千円ほど高くなっています。相場のまま部屋を探しても上限内には収まりにくいのが清瀬市の実情です。

近隣と比べると、東久留米市が7.32万円、東大和市が7.69万円、狛江市が8.65万円ですので、清瀬市はむしろ多摩地域では家賃が抑えめな部類に入ります。それでも上限額との差は残ります。

上限内に収まる物件を探すときに注意したいのが、極端に狭い部屋です。清瀬市内でも5万円前後の物件は見つかりますが、専有面積が7㎡台のものが混ざっています。7〜10㎡の部屋を選ぶと住宅扶助の上限が43,000円まで下がるため、「家賃5万円の部屋を借りたが4万3千円しか出ない」という事態になりかねません。安い物件を見つけたら、必ず専有面積を確認してください。

清瀬市の世帯人数別の上限額、特別基準の詳細、床面積による減額については、清瀬市の生活保護 家賃上限(住宅扶助)はいくら?で詳しく解説しています。


加算でいくら増える?母子・障害・児童養育の加算額

世帯の状況に応じて、生活扶助に加算が上乗せされます。清瀬市は1級地なので、以下の表の「1級地」の金額が適用されます。

母子加算(ひとり親世帯)

児童の人数清瀬市(1級地)
1人18,800円
2人23,600円
3人目以降1人につき2,900円を加算

児童とは、18歳になった年度の3月31日までの子を指します。

障害者加算

対象清瀬市(1級地)
身体障害者障害程度等級表 1級・2級に該当する方など27,460円
身体障害者障害程度等級表 3級に該当する方など18,300円

障害者加算は令和8年4月に改定されています。改定前の26,810円という金額を掲載している情報を見かけることがありますが、現在の金額は27,460円です。

障害者加算と母子加算は、同じ方が両方の要件に当てはまる場合に限り、いずれか高いほうの額が算定されます(同額のときはどちらか一方)。世帯のなかの別々の方がそれぞれ該当する場合は、両方とも算定されます。ひとり親ご本人に障害がある場合が前者、お子さんに障害がある場合が後者にあたります。ご自身のケースがどちらにあたるかは、福祉事務所にご確認ください。

児童養育加算

児童1人につき10,190円です。こちらは全国一律で、級地による差はありません。母子加算とは別に受けられます。

教育扶助(義務教育の費用)

区分基準額
小学生3,400円
中学生5,300円
高校生(高等学校等就学費)7,300円

このほかに教材費・クラブ活動費・高校の入学金などが実費で計上されます。

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保護費はいつ振り込まれる?支給日と初回までの流れ

清瀬市の支給日

生活保護費の支給日は自治体ごとに定められており、清瀬市は公式サイトで支給日を公表していません。全国的には月初の1日から5日に設定されている自治体が多く、支給日が土日祝日にあたる場合は前の営業日に繰り上がるのが一般的です。

清瀬市の正確な支給日は、保護開始が決定したときに交付される保護決定通知書に記載されます。事前に確認したい場合は、生活保護費の支出を担当している窓口に問い合わせてください。

用件窓口電話番号
保護費の支給・支払いについて生活福祉課 庶務係042-497-2058
申請・相談について生活福祉課 生活福祉係042-497-2070

清瀬市の生活福祉課は係によって直通番号が分かれています。支給日について尋ねるときは庶務係、これから申請したい場合は生活福祉係が窓口です。

申請から初回の支給まで

申請してから保護の要否が決まるまでは、原則14日以内と法律で定められています。資産調査などに時間がかかる場合でも、最長30日以内には決定が通知されます。

決定までの流れは次のとおりです。

  1. 生活福祉課の窓口で相談し、申請書を提出する
  2. 家庭訪問による生活状況の確認を受ける(申請から数日以内)
  3. 預貯金・保険・不動産などの資産調査、扶養義務者への照会が行われる
  4. 保護の要否と支給額が決定し、書面で通知される
  5. 保護費が支給される(初回は窓口払いになる場合があります)

申請日にさかのぼって保護費が計算されるため、決定が遅れても申請日からの分は受け取れます。生活費が尽きかけている場合は、決定を待たずに相談してください。つなぎの資金や食料の支援を案内してもらえることがあります。

引越し費用や更新料はオンラインで申請できる

清瀬市では、受給中の方の一時扶助(住宅の更新料など)の申請を電子申請システムで受け付けています。スマートフォンやパソコンから、請求書や見積書の画像を添付して申請できます。窓口に出向く時間が取りにくい方には負担が軽くなる仕組みです。

対象や手続きの詳細は生活福祉係にご確認ください。


清瀬市で生活保護を受けられるのはどんな人か

生活保護は、生活に困っているすべての方が対象です。年齢・性別・世帯構成による制限はありません。清瀬市に住んでいて、次の考え方に当てはまる状態であれば申請できます。

判断の土台になる4つの考え方

考え方内容
資産の活用預貯金・不動産・自動車などで活用できるものは、生活費に充てることが求められます
能力の活用働ける方は、能力に応じて働くことが求められます。ただし病気や障害、育児・介護などで働けない事情があれば考慮されます
他の制度の活用年金・雇用保険・障害者手帳による各種給付など、生活保護以外に受けられる制度があれば先に利用します
扶養の優先親族から援助を受けられる場合は、その援助が優先されます

これらを踏まえたうえで、世帯の収入が最低生活費(清瀬市の単身なら13万円前後)を下回っていれば、その差額が支給されます。

判断は「世帯」単位で行われる

生活保護は個人ではなく、同居して生計を共にしている世帯全体で判断されます。同じ家に住んでいれば、原則として親も子も同じ世帯として扱われます。

一方で、同じ住所でも家計が完全に分かれている場合は、別世帯として扱われることがあります(世帯分離)。判断は福祉事務所が個別に行うため、複雑な事情がある場合は相談時に説明してください。

年齢による制限はない

「若いから受けられない」「まだ働ける年齢だから」と考えて申請をためらう方がいますが、生活保護に年齢の要件はありません。20代でも受給できますし、高齢であることが受給の条件になるわけでもありません。

同じように、次のような思い込みも制度上の根拠がありません。

  • 住む場所がないと申請できない(住まいがなくても申請できます)
  • 借金があると申請できない(借金があっても申請できます。ただし保護費から返済はできないため、債務整理の相談を並行して案内されることがあります)
  • 持ち家があると必ず売らなければならない(住み続けられる場合があります)
  • 外国籍だと受けられない(永住者・定住者など一定の在留資格があれば、日本人に準じた取扱いを受けられます)

働いていても対象になる

収入があること自体は、申請を妨げません。清瀬市の単身であれば最低生活費が13万円前後ですので、月収がこれを下回っていれば差額が支給される可能性があります。

さらに、働いて得た収入には基礎控除が適用されます。収入の全額が差し引かれるわけではないため、まったく働かない場合よりも手元に残る総額は多くなる仕組みです。就労を続けながら受給し、収入が最低生活費を上回った時点で保護が廃止される、という流れが本来の姿です。


収入・資産はいくらまで?清瀬市の判定ライン

前の章の考え方を、具体的な金額と物に当てはめていきます。

収入がいくらまでなら対象になるか

判定に使うのは、この記事の冒頭で示した最低生活費です。清瀬市の場合、家賃が上限額であれば次のラインが目安になります。

世帯最低生活費の目安
単身(20〜40歳)130,120円
単身(75歳以上)125,600円
母子2人(母38歳+子10歳)215,689円

ここでいう収入には、給与のほか年金・手当・仕送りなども含まれます。年金を受け取っていても、その額が最低生活費に届かなければ差額が支給されます。年金があるから対象外、ということはありません。

貯金はいくらまで持てるか

明確な金額が法令で決まっているわけではありませんが、実務上は最低生活費の半月分程度が申請時の目安とされています。清瀬市の単身であれば6万円台が一つの目安です。

これを超える預貯金がある場合は、まず手持ちのお金で生活し、目減りしてから申請するよう案内されることがあります。ただし目安であって絶対的な基準ではないため、家賃の支払いが迫っているなど事情がある場合は、その旨を伝えて相談してください。

持ち家・自動車・生命保険の扱い

資産扱い
持ち家住み続けている家は、保有が認められる場合があります。処分したときの価値が住み続ける価値に比べて著しく大きい場合に、売却が求められます
自動車原則として保有は認められません。ただし公共交通機関の利用が困難な地域での通勤、障害による移動手段など、例外が認められる場合があります
生命保険解約返戻金が高額な場合は解約が求められます。掛け捨てで返戻金がない場合や、少額の場合は継続が認められることがあります

清瀬市は西武池袋線が通り、市役所へのバス路線も整備されている地域です。自動車がなければ生活できないという判断にはなりにくい環境といえます。

家族に必ず連絡がいくのか(扶養照会)

申請すると、親・子・きょうだいなどの扶養義務者に対して「援助できるか」を確認する扶養照会が行われることがあります。ただしすべてのケースで必ず行われるわけではありません

次のような場合は、照会を行わない取扱いが認められています。

  • 長年にわたって音信不通である
  • DVや虐待などの経緯があり、連絡することで申請者の安全が脅かされる
  • 相手が高齢者施設に入所している、あるいは自身も生活に困窮している

照会してほしくない事情がある場合は、申請の段階で必ず伝えてください。黙っていると通常どおり照会が行われてしまいます。理由を説明すれば、福祉事務所が個別に判断します。


清瀬市の申請窓口と手続きの流れ

窓口は清瀬市役所1階の生活福祉課

項目内容
窓口清瀬市 生活福祉課 生活福祉係
所在地〒204-8511 東京都清瀬市中里5-842 清瀬市役所1階
電話042-497-2070(直通)/042-492-5111(代表)
受付時間月曜〜金曜 8時30分〜17時
閉庁日土曜・日曜・祝日・年末年始

清瀬市役所へは、西武池袋線清瀬駅の北口からバスが出ています。1番乗り場から「志木駅南口行き」または「台田行き」に乗り、「清瀬市役所」で下車すればすぐです。3番乗り場の「台田団地行き」も同じ停留所に停まります。乗車時間はいずれも5分ほどです。

清瀬市役所には土曜・日曜の休日窓口がありますが、対応しているのは市民課だけです。住民票や戸籍の手続きは休日でもできますが、生活保護の相談・申請は平日のみとなります。仕事を休みにくい方は、まず電話で相談したい旨を伝えておくとよいでしょう。

相談から申請までの流れ

  1. 窓口または電話で相談する(予約は不要ですが、事前に連絡しておくと待ち時間が短くなることがあります)
  2. 生活状況を伝える(収入・家賃・家族構成・健康状態など。答えにくいことも正確に伝えるほうが結果的に有利になります)
  3. 申請書を提出する(相談だけで帰る必要はありません。申請の意思があることをはっきり伝えてください)
  4. 調査を受ける(家庭訪問・資産調査・扶養照会)
  5. 決定通知を受け取る(原則14日以内)

持っていくとよいもの

書類が揃っていなくても申請はできますが、あると手続きが早く進みます。

  • 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・健康保険証など)
  • 賃貸借契約書(家賃の額がわかるもの)
  • 預金通帳
  • 給与明細・年金証書など収入がわかるもの
  • 病気がある場合は診断書やお薬手帳

生活保護以外の相談先もある

清瀬市では、生活保護に至る前の段階の方を対象とした生活困窮者自立支援事業による相談支援も行っています。家賃の支払いが難しい、仕事が見つからないといった段階でも相談できます。窓口は同じ生活福祉課です。


家賃53,700円以内の部屋を清瀬市で探すには

生活保護を受けながら清瀬市で部屋を探す場合、単身なら53,700円が一つの基準になります。相場が7万円前後であることを考えると、条件を工夫する必要があります。

上限内に収めるための現実的な条件

工夫効果
駅からの距離を広げる清瀬駅から徒歩15分以上、あるいはバス利用のエリアは家賃が下がります
築年数にこだわらない築30年以上の物件は同じ広さでも1〜2万円安くなることがあります
秋津駅圏も見る清瀬市の南側(梅園・野塩など)は秋津駅が最寄りになります。JR武蔵野線との乗り換えができるエリアです
極端に狭い部屋は避ける前述のとおり、10㎡以下の部屋は住宅扶助そのものが減額されます

清瀬市は西武池袋線で池袋まで直通、所沢方面へも近い立地です。都心へのアクセスを保ったまま家賃を抑えられる点は、多摩地域のなかでも探しやすい条件といえます。

引越しにかかる費用も扶助の対象になる

生活保護を受けている方、またはこれから受ける方が転居する場合、次の費用が支給される場合があります。

  • 敷金・礼金などの初期費用
  • 引越し業者への支払い
  • 契約時の保証会社の保証料

ただし転居が必要だと福祉事務所が認めた場合に限られます。自己都合の引越しでは支給されません。家賃が上限を大きく超えている、住環境に問題があるなど、転居する理由を事前に相談してください。契約してから相談しても間に合いません。必ず契約前に福祉事務所へ伝えることが必要です。

保証人がいない場合

親族に頼れず保証人を立てられない方は少なくありません。近年は保証会社の利用で契約できる物件が増えており、保証料も住宅扶助とは別に支給される場合があります。

当社は生活保護を受給されている方の賃貸仲介を専門としており、清瀬市内では清瀬駅・秋津駅の周辺で取り扱いがあります。上限額内で入居できる物件のご相談を承っています。

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清瀬市の生活保護の現状

清瀬市で生活保護を受けている方は、2,106人です(令和4年度)。人口7万人台の市としては相応の人数で、東京都内の市部では中位にあたります。

清瀬市には歴史的に医療機関や福祉施設が多く立地しており、療養や介護をきっかけに市内へ移り住む方もいます。単身の高齢者世帯が一定の割合を占めるのは、こうした地域の成り立ちとも無関係ではありません。

制度としては東京23区と同じ1級地の基準額が適用される一方、家賃相場は23区よりも低い水準です。基準額は高いまま、家賃は抑えられるという組み合わせは、住まいを探す側から見れば有利な条件といえます。


よくある質問

Q
清瀬市で生活保護を受けると、家賃はいくらまで出ますか?
A

単身の方で53,700円が上限です。2人世帯なら64,000円、3〜5人世帯なら69,800円になります。ただし部屋の広さが10㎡以下だと上限額そのものが下がるため、物件を決める前に専有面積を確認してください。

Q
清瀬市の生活保護費はいつ振り込まれますか?
A

清瀬市は支給日を公式に公表していません。全国的には月初の1日から5日に設定されている自治体が多く、土日祝日にあたる場合は前の営業日に繰り上がります。正確な日付は保護決定通知書に記載されます。事前に確認したい場合は生活福祉課庶務係(042-497-2058)へお問い合わせください。

Q
働きながら清瀬市で生活保護を受けられますか?
A

受けられます。収入が最低生活費(清瀬市の単身で13万円前後)を下回っていれば、その差額が支給されます。働いて得た収入には基礎控除が適用されるため、収入がない場合よりも手元に残る総額は多くなります。

Q
貯金があると清瀬市で生活保護を申請できませんか?
A

申請できます。実務上は最低生活費の半月分程度(清瀬市の単身なら6万円台)が目安とされていますが、これは絶対的な基準ではありません。家賃の支払いが迫っているなど事情がある場合は、その状況を伝えて相談してください。

Q
家族に知られずに申請することはできますか?
A

扶養義務者への照会は、すべてのケースで行われるわけではありません。長年音信不通である、DVや虐待の経緯があるなどの事情があれば、照会を行わない取扱いが認められています。申請の段階で事情を伝えることが重要です。黙っていると通常どおり照会されてしまいます。

Q
今住んでいる部屋の家賃が上限を超えています。引っ越さないといけませんか?
A

超過分を生活扶助から持ち出すことになるため、転居を指導される場合があります。ただし高齢や障害で転居が困難な場合など、特別基準(清瀬市の単身で69,800円)が適用されることもあります。まずは福祉事務所に現在の家賃額を伝えて相談してください。

Q
清瀬市に住民票がなくても申請できますか?
A

申請できます。生活保護は現在地を管轄する福祉事務所で申請する仕組みになっており、住民票の所在地とは切り離されています。清瀬市内で生活している状態であれば、清瀬市の生活福祉課が窓口になります。


まとめ

清瀬市で生活保護を検討する際に押さえておきたい点を整理します。

  • 清瀬市は1級地-1にあたり、東京23区と同じ水準の基準額が適用されます
  • 単身の最低生活費は年齢により125,600円〜130,940円(家賃が上限額の場合)
  • 家賃の上限は単身53,700円。ただし部屋が10㎡以下だと減額されます
  • 清瀬市の家賃相場は上限額より1万円以上高いため、条件の工夫が必要です
  • 収入があっても、最低生活費を下回っていれば差額が支給されます
  • 申請窓口は清瀬市役所1階の生活福祉課生活福祉係(042-497-2070)。平日のみの受付です
  • 転居費用を支給してもらうには、契約前に福祉事務所へ相談することが必要です

住まいの条件で迷われている場合は、物件を決める前にご相談ください。上限額の範囲内で入居できる部屋を一緒に探します。


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