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国分寺市の生活保護完全ガイド | 相談窓口・持ち家や借金の扱い・受給額

国分寺市の生活保護完全ガイド | 相談窓口・持ち家や借金の扱い・受給額 エリア別情報

東京都国分寺市で生活保護の相談を考えている方、また受給しながら市内で住まいを探したい方に向けて、申請の窓口と連絡先、支給額の目安、資産や借金の扱い、部屋探しのポイントを解説します。

国分寺市の級地区分は、東京23区や多摩地域の大半の市と同じ1級地-1です。家賃にあてる住宅扶助は単身で月53,700円まで。収入のない35歳の単身世帯の最低生活費はおよそ13万円になります。市は「生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください。」と呼びかけています。

相談と申請の窓口は、泉町にある市役所の福祉部 生活福祉課(福祉事務所)です。市は、窓口の混雑を避けるため、来庁前の連絡に協力をお願いしています。記事内の金額は、厚生労働省の告示「生活保護法による保護の基準」のうち、令和8年4月から9月までに適用される額で計算しています。


  1. 国分寺市の生活保護の概要
    1. 周りの5市と同じ「1級地-1」
    2. 国分寺市で生活保護を受けている人は増えている
  2. 国分寺市で生活保護を受けるための4つの基本要件
    1. 要件1:収入が最低生活費に届かないこと
    2. 要件2:資産を生活に活用すること
    3. 要件3:働ける人は、その力に応じて働くこと
    4. 要件4:ほかの制度を先に使うこと
    5. 親族に知られたくないとき
  3. 国分寺市の福祉事務所と申請窓口
    1. 市役所への行き方
    2. 住民票が国分寺市になくても相談できる
    3. 生活保護の手前で使える相談窓口
  4. 国分寺市の申請から決定までの流れ
    1. 保護費の支給日
  5. 国分寺市の住宅扶助の上限額と住み替え
    1. 家賃が上限を超えている場合
  6. 国分寺市の生活保護はいくら?モデルケースで確認
    1. 年齢で変わる部分
    2. 35歳・単身の金額の内訳
    3. 冬の加算と12月の一時扶助
    4. 特例加算について
    5. 収入があるときの目安
  7. 国分寺市で住まいを探すときのポイント
    1. 3つの駅の家賃相場
    2. バスで市役所へ通える場所を選ぶ
    3. 都営住宅という選択肢
    4. 部屋探しでつまずきやすい点
  8. 申請が却下されたときの対処法
  9. 国分寺市で受けられる支援と、知っておきたいこと
    1. 生活保護を受けている世帯の減免
    2. 過去に受給していた方への追加給付
    3. 申請や受給で気をつけたいこと
  10. 国分寺市の生活保護についてよくある質問
  11. まとめ

国分寺市の生活保護の概要

まずは、国分寺市で生活保護を考えるときの基本情報を一覧で確認しましょう。

級地区分1級地-1(隣接する小金井市・府中市・国立市・立川市・小平市も同じ)
住宅扶助の上限(単身)月53,700円(東京都の1級地の基準)
最低生活費の目安(35歳・単身・収入なし)月130,120円(生活扶助76,420円+住宅扶助53,700円)
相談・申請の窓口福祉部 生活福祉課(国分寺市役所・泉町2-2-18)
相談の電話042-312-8635(生活福祉課 相談支援係)
市の人口・世帯数131,068人・66,292世帯(令和8年9月1日現在・外国人を含む)
市内で生活保護を受けている人1,246人・1,075世帯(令和6年度の平均・東京都の統計)
主な鉄道駅国分寺駅(JR中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線)、西国分寺駅(JR中央線・武蔵野線)、恋ヶ窪駅(西武国分寺線)

周りの5市と同じ「1級地-1」

生活保護の基準額は、地域の物価や暮らし向きの違いに合わせて、全国の市町村を6つの級地に分けて定められています。国分寺市は最も高い区分の1級地-1です。

国分寺市は、東で小金井市、南で府中市と国立市、西で立川市、北で小平市と接しています。この5市もすべて1級地-1なので、住宅扶助の上限も生活扶助の額も国分寺市と変わりません。ただし、どの市に住むかで担当の福祉事務所は変わります。隣の市の部屋を借りるときは、契約の前に生活福祉課へ相談してください。

国分寺市で生活保護を受けている人は増えている

東京都の統計によると、国分寺市で生活保護を受けている人は、令和6年度の平均で1,246人(1,075世帯)です。人口1,000人あたりでは9.4人で、およそ106人に1人の割合です。

年度(平均)受給している人受給世帯人口1,000人あたり
平成22年度879人699世帯7.3人
平成27年度1,124人927世帯9.2人
令和2年度1,176人983世帯9.1人
令和4年度1,168人1,000世帯8.9人
令和5年度1,211人1,034世帯9.2人
令和6年度1,246人1,075世帯9.4人

平成22年度から令和6年度までに、受給している人は約1.42倍になりました。令和4年度にいったん1,168人まで下がったあと、令和5年度・6年度と続けて増えています。東京都の月報では、2026年6月号の時点で1,298人(1,134世帯)です。


国分寺市で生活保護を受けるための4つの基本要件

生活保護を受けられるかは、次の4つの観点で判断されます。国分寺市だけの条件はなく、全国で同じ考え方です。

要件1:収入が最低生活費に届かないこと

世帯全員の給料・年金・仕送り・手当などを合計し、国分寺市の基準で計算した最低生活費と比べます。収入が少なければ、その足りない額が保護費になります。35歳で収入のない単身世帯なら最低生活費は約13万円なので、これを目安に考えましょう。

市のよくある質問によると、生活保護は世帯全体で利用するのが原則で、世帯とは「一緒に居住して、生計を共にしている」状態を指します。血縁や婚姻の関係がなくても、世帯としての実態があれば、その世帯で生活保護を利用できるとされています。

要件2:資産を生活に活用すること

預貯金や、売ればお金になる資産があれば、まず生活費に充てることが求められます。ただし、何でも手放さなければならないわけではありません。国分寺市のよくある質問の回答を、項目ごとにまとめると次のとおりです。

項目国分寺市の回答(要点)
持ち家住んでいれば、持ち家でも利用できる。資産価値の大きい住居などは売却などの活用を勧められる。高齢者世帯は「要保護世帯向け不動産担保型生活資金」の貸付を受けられることがある
住宅ローン保護費でローンを返すことは制度の趣旨に反するため、原則として利用できない。ただし、支払いの繰り延べがある場合や、返済期間が短く支払額も少額な場合は利用できることもある。ローンが払えず家を手放した場合は利用できる
自動車原則として持つことも使うことも認められない。ただし、障害のある方の通勤や通院で、ほかの交通機関の利用が難しい場合などは認められることがある
125cc以下の二輪車売った場合の価値や主な使いみちによって、持つことが認められる場合がある
生命保険原則として解約し、返戻金を生活費に充てる。返戻金も保険料も少額な場合に限り、続けられることがある
借金借金があっても利用できるが、保護費で返済はできない。法テラスなどに相談して債務整理をするよう案内されている
当社担当者
当社担当者

どれも個別の事情で判断が変わることがあります。自分で処分や解約を決める前に、生活福祉課に相談しましょう。

要件3:働ける人は、その力に応じて働くこと

働く力がある人は、その力を生かすことが求められます。ただし、働いていると受給できない、ということではありません。厚生労働省も、仕事の収入があっても、収入と資産が最低生活費に満たなければ受給できると説明しています。

要件4:ほかの制度を先に使うこと

年金・雇用保険・各種の手当など、ほかの制度で受けられるものは、そちらが優先されます。仕事や住まいのことで困り始めた段階なら、市が委託する「自立生活サポートセンターこくぶんじ」で、住居確保給付金などの相談ができます(次の章で紹介します)。

親族に知られたくないとき

国分寺市のよくある質問には、親族による扶養は「保護に優先して行われるもの」と説明したうえで、「扶養義務者による扶養の可否等が、保護の要否に影響を及ぼすものではなく」としています。「扶養義務の履行が期待できない」と判断される親族には、基本的に直接の照会(援助できるかの問い合わせ)は行わないとのことです。

さらに、DVや虐待などの被害を受け、親族に居場所を知られたくないといった事情がある場合も、照会は行わないとされています。特別な事情があるときは、その事情を聞き取ってもらえるので、まずは事前に相談してください。

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国分寺市の福祉事務所と申請窓口

国分寺市で生活保護の申請を受け付けているのは、福祉部 生活福祉課(福祉事務所)です。市のよくある質問は、「生活保護制度の利用を希望される方は、生活福祉課にご連絡または窓口までお越しください。」と案内しています。

担当福祉部 生活福祉課(福祉事務所)
場所国分寺市役所
住所〒185-8501 国分寺市泉町2-2-18
電話042-312-8635(相談支援係・生活保護を受けたいときの問い合わせ先)
042-312-8634(生活福祉係)
042-325-0111(市役所の代表)
ファクス042-325-9026
開庁時間午前8時30分〜午後5時
(土曜・日曜・祝日・振替休日・12月29日〜1月3日は休み)

来庁の前に、まず電話で連絡しましょう。市は、窓口の混雑を避けるために来庁前の連絡をお願いしていて、よくある質問でも「事前にお電話で予約を取っていただければお待たせする時間は少なくなります。」と案内しています。生活福祉課の窓口が何階にあるかも、電話のときに確認しておくと当日迷いません。

市のホームページには、生活保護の相談用の専用フォームも用意されています。電話が難しい方は、そちらも使えます。

市役所への行き方

  • JR中央線・武蔵野線 西国分寺駅:南口から徒歩10分
  • 京王バス(国分寺駅南口〜総合医療センター):「いずみプラザ前」で降りて徒歩2分
  • 市のコミュニティバス「ぶんバス」:日吉町ルート、万葉・けやきルート、北町ルートが新庁舎の正面に停まります

車の場合は市役所の駐車場(30分200円・24時間最大1,000円)を使えます。市役所の利用者は、窓口で駐車券を見せると1時間無料になります。

当社担当者
当社担当者

「何を話せばいいか分からない」という状態でも大丈夫です。市のよくある質問にも、窓口では制度の説明をしたうえで生活の状況を聞くと書かれています。困っていることを、思いつく順番に話せば十分です。

住民票が国分寺市になくても相談できる

国分寺市のよくある質問には、生活保護を申請する場所を「現在生活している地域の福祉事務所です。」と答えています。さらに、「定まった住所がなく、住民票がない場合でも、または住民票がある自治体と違うところで生活していたとしても、現在生活している市区町村の福祉事務所で生活保護を申請することができます。」と明記しています。いま国分寺市で暮らしていれば、国分寺市の生活福祉課が相談先です。

生活保護の手前で使える相談窓口

失業や収入の減少で生活が苦しくなった段階の相談は、自立生活サポートセンターこくぶんじが受けています。国分寺市社会福祉協議会が市から委託を受けて運営する、生活困窮者の相談窓口です。

場所いずみプラザ1階(国分寺市泉町2-3-8)
電話042-324-8401
受付月曜〜金曜(祝日・年末年始を除く)午前8時30分〜午後5時。予約制で、初回の相談は1時間ほどかかることがあります
主な支援自立相談支援、住居確保給付金、就労支援・就労準備支援、家計改善支援、子どもの学習・生活支援

どこに相談すればよいか分からない福祉の困りごとは、市役所2階の地域共生課の窓口にある総合相談窓口「丸っとふくまど」(電話042-328-6820・毎週水曜日の午前9時〜午後5時。祝日・年末年始を除く)でも受け付けています。


国分寺市の申請から決定までの流れ

国分寺市のホームページには、手続きを段階ごとに示した案内や「生活保護のしおり」は掲載されていません。よくある質問の内容と、生活保護法の定めをもとに、流れを整理します。

  1. 連絡・来庁:生活福祉課に電話で連絡するか、窓口へ行きます。事前に予約すると待ち時間が短くなります
  2. 説明と聞き取り:生活保護制度の説明を受け、暮らしの状況を話します。特に書類を持っていく必要はないと市は案内しています
  3. 申請:生活保護を利用したいと伝え、申請します
  4. 調査:暮らしの状況や資産・収入、親族からの援助の見込みなどが調べられます
  5. 決定の通知:生活保護法により、申請から14日以内に通知されます。調査に時間がかかるなど特別な理由がある場合は、30日まで延びることがあります
  6. 支給:保護が決まると、保護費の支給が始まります
当社担当者
当社担当者

「生活保護を申請したい」という意思は、言葉にしてはっきり伝えましょう。制度の説明を受けただけでは、申請したことにはなりません。

保護費の支給日

国分寺市の公式サイトには、保護費の支給日や受け取り方の案内が見当たりません。受給が決まったら、支給日と受け取り方を担当のケースワーカーに確認しておきましょう。


国分寺市の住宅扶助の上限額と住み替え

国分寺市の単身世帯の住宅扶助は、月53,700円が上限です。家賃が上限より安ければ、実際の家賃の額が支給されます。上限との差額が別に支払われることはありません。

世帯の人数が多くなるほど上限は上がり、世帯の事情によっては上限を引き上げる「特別基準」が認められることもあります。世帯人数ごとの上限は、次のページで確認できます。

▶ 国分寺市の住宅扶助限度額(世帯人数別)を見る

家賃が上限を超えている場合

今の家賃が上限より高くても、それだけで申請できないわけではありません。ただ、上限内の住まいへの転居を求められることがあります。転居が認められた場合は、条件を満たせば敷金等(敷金のほか、権利金・礼金・不動産手数料・火災保険料・保証料)や引越しの費用が支給されます。認められる範囲は、福祉事務所が世帯ごとに判断します。

当社担当者
当社担当者

注意したいのは、相談する前に自分で契約や引越しをしないことです。事前に相談しないと、費用が支給されない場合があります。引越しの費用が出る条件は、生活保護の引越し費用を解説したコラムを参考にしてください。


国分寺市の生活保護はいくら?モデルケースで確認

国分寺市(1級地-1)で生活保護を受けたときの1か月の金額の目安を、代表的な世帯で試算しました。どの例も収入がなく、家賃が住宅扶助の上限と同じ額の部屋に住んでいる前提です。

世帯の例生活扶助加算住宅扶助合計(月額)
35歳・単身76,420円—53,700円130,120円
50歳・単身(障害者加算・3級相当)77,240円18,300円53,700円149,240円
68歳・単身76,880円—53,700円130,580円
78歳・単身71,900円—53,700円125,600円
母子2人(母35歳・子8歳)122,700円28,990円64,000円215,690円
3人世帯(夫婦とも35歳・子4歳)153,400円10,190円69,800円233,390円

加算は、障害者加算(身体障害者障害程度等級表の3級に当たる場合など・1級地の額)が18,300円、母子2人の世帯が母子加算18,800円と児童養育加算10,190円、3人世帯が児童養育加算10,190円です。金額はすべて令和8年9月までの基準で計算しています。

実際に受け取る額は、世帯の収入・資産・障害の有無などで変わります。正確な額は、生活福祉課での相談で確認しましょう。

年齢で変わる部分

単身世帯の生活扶助は、年齢によって少しずつ違います(令和8年9月までの基準)。理由は2つあります。

  • 第1類の基準額:食費などにあてる部分で、1級地-1では18〜64歳が46,930円、65〜74歳が46,460円、75歳以上が39,890円です
  • 経過的加算:基準の見直しで支給額が急に減らないように設けられた加算で、35歳は200円、50歳は1,020円、68歳は1,130円、78歳は2,720円です

このため、50歳は35歳より820円多く、78歳は68歳より4,980円少なくなっています。

35歳・単身の金額の内訳

最低生活費130,120円がどう組み立てられているかを、手順ごとに示します。

手順内容金額
1第1類(18〜64歳・1級地-1)46,930円
2逓減率を掛ける(1人世帯は1.00なので変わらない)46,930円
3第2類(1人世帯)を足す+27,790円
4経過的加算を足す+200円
5小計(10円未満の端数は10円に切り上げ)74,920円
6特例加算(1人あたり)を足す+1,500円
7生活扶助の合計76,420円
8住宅扶助(家賃の実費・上限53,700円)を足す+53,700円
9最低生活費130,120円

端数の扱いは、告示で「その額に10円未満の端数が生じたときは、当該端数を10円に切り上げるものとする」とされています。世帯の人数が2人以上になると、第1類の合計に逓減率(2人世帯0.87・3人世帯0.75)を掛けるため、1人分を足し上げた額より少なくなります。第2類は人数で決まり、級地の違いはありません。

冬の加算と12月の一時扶助

11月から3月までは冬季加算が毎月つきます。額は地域の区分で決まり、東京都はⅥ区です。12月には期末一時扶助が1回加わり、こちらは級地ごとの額です(1級地-1の国分寺市は下の表のとおり)。

世帯の人数冬季加算(11月〜3月・月額)期末一時扶助(12月)
1人2,630円14,500円
2人3,730円23,640円
3人4,240円24,360円

たとえば単身世帯では、冬の5か月は毎月2,630円が上乗せされ、12月は14,500円がさらに加わります。

特例加算について

生活扶助には、物価の上昇に対応する特例加算が含まれています。令和8年9月までの額は世帯員1人あたり月1,500円で、この記事の計算もこの額によるものです。

令和8年(2026年)10月から、特例加算は1人あたり月2,500円(令和8年9月までは月1,500円)


生活扶助に上乗せされている特例加算は、令和8年9月までが世帯員1人あたり月1,500円、令和8年10月から1年間が月2,500円です(厚生労働省の社会保障審議会 生活保護基準部会に提出された資料で示されたもの)。この記事に掲載している金額は、令和8年9月までの基準にもとづくものです。

  • 入院している方や介護施設に入所している方は、1人あたり月1,000円のまま据え置きです。食費や光熱費が現物で支給されているためです
  • 従来の基準額を保障する措置が働いている世帯では、特例加算が上がっても受け取る総額が変わらない場合があります。10月以降のご自身の金額は、担当のケースワーカーにご確認ください

特例加算が変わったあとのご自身の支給額は、市からの通知や担当のケースワーカーの説明で確かめてください。

収入があるときの目安

年金や給料などの収入がある世帯には、最低生活費から、収入として認定された額を引いた差額が支給されます。

例:最低生活費が月130,120円の単身世帯で、年金など収入として認定される額が月10万円の場合:130,120円 − 100,000円 = 30,120円が支給の目安です。

働いて得た収入は、勤労控除などを引いたうえで収入として認定されるため、全額が差し引かれるわけではありません。働いた分だけ、手元に残るお金は増える仕組みです。控除額は収入によって違うので、生活福祉課で確認してください。

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国分寺市で住まいを探すときのポイント

部屋探しの基本は、家賃を住宅扶助の上限以内に収めることです。単身なら53,700円以内が目安です。共益費や管理費の扱いは物件によって違うため、契約の前に生活福祉課へ確認してください。

3つの駅の家賃相場

民間の不動産情報サイト LIFULL HOME’S の家賃相場(駅から徒歩10分以内の物件の平均賃料・管理費などは含まない・2026年9月16日に確認)を見ると、次のとおりです。

場所ワンルーム1K
国分寺市全体7.54万円8.09万円
国分寺駅6.85万円7.85万円
西国分寺駅7.38万円7.87万円
恋ヶ窪駅6.80万円6.58万円

どの駅でも、駅近の平均は単身の上限53,700円を1万円以上上回っています。比べると、西武国分寺線の恋ヶ窪駅の周辺が低めです。ただし、これは駅に近い物件の平均なので、駅から少し離れた物件や築年数の古い物件まで広げれば、上限内の部屋が見つかることがあります。駅ごとの相場は駅周辺の平均で、国分寺市内の物件だけの数字ではありません。

バスで市役所へ通える場所を選ぶ

市役所は西国分寺駅から歩いて10分ほどの場所にあり、国分寺駅南口からは京王バス、市のコミュニティバス「ぶんバス」の3つのルートでも向かえます。相談や手続きで市役所へ行く機会は少なくないので、通院先とあわせて、市役所への行きやすさも住む場所選びの材料にしましょう。

都営住宅という選択肢

収入の少ない世帯向けの公営住宅として、東京都の都営住宅があります。募集は時期と対象が決まっていて、申し込んでもすぐに入居できるとは限りません。住まいに困っている場合は、民間の賃貸住宅での部屋探しも同時に進めましょう。

部屋探しでつまずきやすい点

  • 入居の審査:家賃保証会社の審査が必要な物件が多く、家賃を滞納したことがあると通りにくくなります
  • 初期費用:敷金等や引越しの費用は条件を満たせば支給されますが、契約の前に生活福祉課の確認を受けることが前提です
  • 受給していることの伝え方:伝えずに申し込むと、あとで分かったときに話がこじれることがあります。生活保護を受けている方の入居相談に慣れた不動産会社を選ぶと、話が早く進みます
  • 家賃の払い方:家賃を福祉事務所から大家さんへ直接払う「代理納付」を使うと、大家さんの不安が減り、入居につながりやすくなることがあります

生活保護を受けている方の入居に応じる物件は、一般の検索サイトからは見分けにくいものです。当サイトでは、提携する不動産会社と連携し、国分寺市やその周辺で部屋を探す方のご相談を受け付けています。記事内の「住まいの無料相談はこちら」ボタンから、お気軽にお問い合わせください。


申請が却下されたときの対処法

申請が却下されても、次のような対応ができます。

  1. 理由を確認する:通知書には却下の理由が書かれています。収入や資産の見方に納得できない点があれば、生活福祉課に説明を求めましょう
  2. 審査請求をする:決定に不服があるときは、東京都知事に審査請求ができます。期間は処分があったことを知った日の翌日から起算して3か月以内です(行政不服審査法第18条第1項)
  3. 改めて申請する:収入が減った、病気で働けなくなったなど、状況が変われば再び申請できます

迷ったときは、自立生活サポートセンターこくぶんじや、法テラスなどの法律相談の窓口、地域の支援団体に相談する方法もあります。


国分寺市で受けられる支援と、知っておきたいこと

生活保護を受けている世帯の減免

  • ごみの指定収集袋の減免:生活保護を受けている世帯は、決められた枚数の指定収集袋を無料で受け取れます。令和8年度は、4月1日時点の対象世帯へ市から申請書が送られ、生活保護の受給証明書を添えて返信用封筒で返送する方法で受け付けています(窓口は市役所3階の環境課)
  • 下水道使用料の減免:生活扶助を受けている方は、1か月あたり汚水の排水量10立方メートル分の使用料と、10立方メートルを超え30立方メートル以下の分の使用料の15%が減免されます(国分寺市下水道条例施行規則)
  • 水道料金の減免:生活扶助・住宅扶助などを受けている方は、東京都水道局の制度で、基本料金と1か月10立方メートルまでの使用分の料金が免除されます。この免除の申請書を出すと、下水道使用料の減免の申請も出したものとみなされます
  • 都営交通の無料乗車券:生活保護を受けている世帯は、1世帯につき1名が交付を受けられます(住む場所が定まらない状態で保護を受け、その期間が3か月未満の方を除く)。市内を走る京王バス・立川バスや「ぶんバス」では使えませんが、都営地下鉄・都営バスなどで使えます

過去に受給していた方への追加給付

平成25年(2013年)から行われた生活扶助基準の引き下げが、令和7年(2025年)6月27日の最高裁判決で違法と判断されたことを受け、追加給付が行われています。国分寺市の対象は、平成25年8月から令和8年3月31日までの期間に国分寺市で生活保護を受給していた世帯と、現在受給している世帯です(平成30年10月以降の期間は、対象が限られます)。

世帯手続きと支給
いま国分寺市で受給している世帯手続きは不要。令和8年10月から令和9年3月末までに支給される予定
過去に国分寺市で受給していた世帯申出が必要。受付は令和8年8月1日から令和9年7月31日まで。生活福祉課への郵送、窓口への提出、電子申請(LOGOフォーム)のいずれか

申出には、申出書・同意書・本人確認書類・全世帯員の戸籍謄本の写し・預貯金通帳(またはキャッシュカード)の写しなどが必要です。問い合わせは、国分寺市生活保護費追加給付コールセンター(042-312-2002)か、生活福祉課 生活福祉係(042-312-8634)へ。

申請や受給で気をつけたいこと

  • 来庁前に電話する:市は窓口の混雑を避けるため、来庁前の連絡をお願いしています
  • 支給日は担当に確認する:市の公式サイトには支給日の案内がありません
  • 収入や世帯の変化は届け出る:届け出ずに受給を続けると、保護費の返還を求められることがあります。不正な手段で受給した場合は、3年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象になります(生活保護法第85条第1項)
  • 借金の返済に保護費は使えない:借金がある方は、法テラスなどで債務整理の相談をしましょう

国分寺市の生活保護についてよくある質問

Q
国分寺市で単身の場合、生活保護はいくらもらえますか?
A

収入のない35歳の単身世帯なら、生活扶助76,420円と住宅扶助(上限53,700円)を合わせた月130,120円が目安です(令和8年9月までの基準)。年齢や家賃によって変わり、家賃が上限より安い場合は実際の家賃の額が支給されます。

Q
国分寺市の生活保護の窓口はどこですか?
A

国分寺市役所(泉町2-2-18)の福祉部 生活福祉課です。生活保護を受けたいときの問い合わせ先は、相談支援係(042-312-8635)です。窓口の混雑を避けるため、来庁前に電話で連絡しましょう。

Q
相談に行くとき、書類は必要ですか?
A

国分寺市のよくある質問では、特に書類を持っていく必要はないと案内されています。窓口では制度の説明を受け、生活の状況を話します。事前に電話で予約すると、待ち時間が短くなります。

Q
住民票がない、または別の市にありますが、申請できますか?
A

できます。国分寺市のよくある質問は、住所が定まらず住民票がない場合や、住民票のある自治体と違う場所で暮らしている場合でも、いま生活している市区町村の福祉事務所で申請できると答えています。

Q
借金や車があっても、生活保護を受けられますか?
A

借金があっても受けられますが、保護費で返済はできないため、法テラスなどで債務整理の相談をするよう案内されています。車は原則として持つことも使うことも認められませんが、障害のある方の通勤や通院で、ほかの交通手段が難しい場合などは認められることがあります。

Q
2026年10月から受給額は変わりますか?
A

特例加算が令和8年10月から1人あたり月2,500円になります(入院中の方や介護施設に入所している方は月1,000円のまま)。ただし増え方は世帯によって違い、受け取る総額がほとんど変わらない世帯もあります。この記事の金額は令和8年9月までの基準で計算しています。10月以降の金額は、市からの通知や担当のケースワーカーで確認してください。


まとめ

国分寺市で生活保護を利用するときの大事な点を振り返ります。

  • 国分寺市は1級地-1。住宅扶助の上限は単身月53,700円で、隣接する5市と同じ
  • 収入のない35歳の単身世帯の最低生活費は月130,120円が目安(令和8年9月までの基準)
  • 窓口は市役所の生活福祉課。相談は相談支援係(042-312-8635)へ、来庁前に連絡する
  • 相談のときに特に書類は必要ない。住民票が別の場所にあっても、国分寺市で暮らしていれば国分寺市で申請できる
  • 決定の通知は、法律で原則14日以内(特別な理由があれば30日まで)
  • 却下されても3か月以内なら東京都知事に審査請求ができ、事情が変われば再申請もできる

制度の仕組みが分かっても、ご自身の場合はどうなるのか迷うこともあるでしょう。国分寺市で住まいも含めて相談したい方は、下のボタンからお問い合わせください。


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