上尾市で生活保護の相談をするときの窓口は、市役所本庁舎2階の生活支援課です。上尾市の福祉事務所はこの1か所で、市内の支所や出張所は、生活保護の相談窓口として案内されていません。生活支援課の中には、生活保護を担当する「保護担当」のほかに、「くらしサポート相談窓口」と「ふくしの窓口」があり、相談の内容によって電話番号が違います。また、令和8年10月1日からは、窓口と直通電話の受付時間が9時00分〜16時30分に変わります。
この記事では、窓口の場所と連絡先、受付時間、相談できる内容、住まいが決まっていない場合の相談先、行く前の準備までをまとめました。
上尾市の福祉事務所の窓口名称と組織体制
上尾市の生活保護のしおりでは、福祉事務所の名前は「上尾市福祉事務所(上尾市健康福祉部生活支援課)」と書かれています。埼玉県は、市の区域の生活保護の決定と実施は市の福祉事務所が行い、町や村の区域では県の福祉事務所が行うと説明しています。上尾市に住んでいる方の窓口は、県ではなく上尾市です。
生活支援課が受け持っている主な仕事は、生活保護、ホームレスの自立の支援、中国残留邦人等への支援給付、生活困窮者の自立支援です。課の中には、用途の違う3つの窓口があります。
| 窓口 | 主な相談内容 | 電話 |
|---|---|---|
| 保護担当 | 生活保護の相談・申請、受給中の手続き | 048-775-5119(直通) |
| くらしサポート相談窓口 | 生活保護に至る前の暮らしの困りごと(生活困窮者の自立支援、住居確保給付金など) | 048-729-4835(直通) |
| ふくしの窓口 | どこに相談すればよいかわからない福祉の困りごと(福祉総合相談) | 048-783-4098(直通) |
生活保護を受けるかどうか迷っている段階でも、まずは保護担当に相談して構いません。上尾市は、生活保護の受給を考えている場合は「まず生活支援課へご相談ください」と案内しており、暮らしの状況を聞いたうえで、使えるほかの制度を紹介することもあるとしています。
上尾市の福祉事務所の住所・電話・受付時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 上尾市福祉事務所(上尾市 健康福祉部 生活支援課) |
| 場所 | 上尾市役所 本庁舎2階・5番窓口 |
| 住所 | 〒362-8501 上尾市本町三丁目1番1号 |
| 行き方 | JR高崎線 上尾駅東口から徒歩約8分 |
| 担当区域 | 上尾市全域 |
| 電話(保護担当・直通) | 048-775-5119 |
| 電話(市役所代表) | 048-775-5111 |
| FAX | 048-776-8872 |
| 受付日 | 月曜日〜金曜日(祝日・年末年始を除く) |
| 受付時間 | 令和8年10月1日から 9時00分〜16時30分 (令和8年9月30日までは 8時30分〜17時00分) |
令和8年10月1日から、受付時間が短くなります
上尾市は、令和8年10月1日から、市役所本庁舎などの窓口の受付時間を8時30分〜17時00分から、9時00分〜16時30分に変更すると発表しています。直通電話の受付時間も同じように変わります。朝は30分遅く始まり、夕方は30分早く終わるので、以前の案内を見て出かける方は注意してください。
なお、生活保護の相談は時間がかかることがあります。その日のうちに話を終えたい場合は、午前中の早い時間に行くと安心です。
土曜日の開庁日は、生活保護の相談ができない
上尾市役所は第2・第4土曜日に一部の窓口を開けていますが、対象の課に生活支援課は入っていません。市は、土曜日には「ケースワーカーが行う福祉部門の特殊な相談業務」を受け付けないと明記しています。生活保護の相談や手続きは、平日に行いましょう。
福祉事務所で相談できる主な内容
生活支援課は、生活保護の窓口であると同時に、暮らしの困りごと全体の相談先でもあります。
生活保護の相談と申請
上尾市のホームページは、「生活保護の申請は『国民の権利』です。ためらわずにご相談ください。」と呼びかけています。申請の流れや必要な書類は、次の記事にまとめています。
受給中に届け出ること
上尾市のしおりは、受給中に次のようなことがあったら、生活支援課に届け出るよう求めています。
病院にかかるときに必要な「医療券」や「調剤券」も、生活支援課の窓口で交付されます。
生活保護以外の、暮らしの困りごと
生活保護の要件には当てはまらなくても、生活支援課のくらしサポート相談窓口(直通 048-729-4835)で相談できます。上尾市が案内している事業は次のとおりです。
生活福祉資金の貸付は、上尾市社会福祉協議会(048-773-7155)が窓口です。
どこに相談すればよいかわからないとき
ふくしの窓口(直通 048-783-4098)は、「福祉に関してどの窓口に相談してよいかわからない」「失業後なかなか仕事が見つからず、家賃が払えない」といった困りごとの相談を受ける、福祉の総合相談窓口です。窓口は生活支援課と同じ本庁舎2階の5番窓口です。

オンライン相談は福祉全般の相談の窓口です。生活保護の申請そのものをオンラインで受け付けるという案内ではないので、申請は生活支援課で行います。
受け取れる金額の目安を知りたいとき
生活保護を受けた場合にいくら支給されるかは、世帯の人数や年齢で変わります。上尾市の世帯別のモデルケースや、毎月5日の支給日については、次の記事にまとめています。
住まいが決まっていない方の相談先
住民票がなくても、住まいが決まっていなくても、相談も申請もできます。
生活保護法第19条第1項は、住む場所(居住地)がある人はその場所を担当する福祉事務所が、居住地がないか、はっきりしない人は、いまいる場所(現在地)を担当する福祉事務所が、保護を決めて行うと定めています。これを「現在地保護」と呼ぶことがあります。
つまり、住む場所がない状態で上尾市内にいる場合は、上尾市の生活支援課が窓口になります。住民票が別の市に残っていても、まずは生活支援課に相談してください。
ネットカフェや知人の家に泊まっている場合
決まった住まいがなく、ネットカフェや知人の家を転々としている場合も、相談の対象です。「住所がないから無理だ」と考えて、相談をためらう必要はありません。厚生労働省も「住むところがない人でも申請できます」と案内しています。
その日に泊まる場所がない、手持ちのお金がほとんどないといった状況は、遠慮せずにそのまま伝えてください。伝えなければ、急いでいることは相手にわかりません。
まず電話で状況を伝える
窓口へ行く前に、生活支援課の保護担当(直通 048-775-5119)に電話して、いまいる場所と状況を伝えておくと、当日の流れがスムーズになります。令和8年10月1日からは、電話の受付も9時00分〜16時30分です。
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訪問前の準備3原則
1. 事前に電話をする
上尾市の案内には、生活保護の相談に予約が必要かどうかは書かれていません。行く前に保護担当へ電話して、行く日と時間を伝えておくと安心です。相談の内容を簡単に伝えておけば、持っていったほうがよいものも教えてもらえます。
2. 手元にある書類を持っていく
上尾市のホームページには、「申請時にすべてそろっていなくても申請は可能です」と書かれています。はじめての相談では、手元にあるものだけで構いません。厚生労働省は、申請のときに通帳や給与明細など、収入や資産の状況がわかる資料の提出を求められる場合があるとしています。
| 持ち物の例 | 補足 |
|---|---|
| 預貯金の通帳 | 口座が複数あれば、すべて |
| 収入がわかるもの | 給与明細や、年金・手当の額がわかる通知など |
| 住まいの書類 | 部屋を借りている場合は、賃貸借契約書や家賃の領収書など |
| 保険の証券 | 生命保険などに入っている場合 |
書類が足りないことを理由に、申請をあきらめる必要はありません。足りないものは、申請のあとに出せば大丈夫です。
3. 付き添いを頼むのもひとつの方法
一人で話すのが不安な方や、体調がすぐれない方は、家族や知人、支援団体の人に付き添ってもらう方法もあります。付き添いを頼む場合は、事前の電話でその旨を伝えておくと、当日の話がスムーズです。
相談のときに伝えるとよいこと
窓口では、聞かれたことに答えるだけでなく、自分から状況を具体的に伝えたほうが話が早く進みます。とくに次の点は、言わなければ伝わりません。
- いま手元にいくらあるか、いつまで暮らせるか
- 家賃を滞納しているか、立ち退きを求められているか
- 通院しているか、薬を飲んでいるか
- 親族に連絡してほしくない事情があるか(長く連絡を取っていない、暴力を受けていたなど)
最後の点は大切です。上尾市は、10年程度音信不通の親族や、暴力・虐待をしていた親族など、扶養を期待できない親族には、基本的に扶養照会を行わないとしています。事情は具体的に伝えてください。
相談から受給開始までの流れと、ケースワーカーとの関わり方
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 相談 | 暮らしの状況を話す。ほかに使える制度の案内を受けることもある |
| 申請 | 申請書と、収入申告書・資産申告書・同意書などを出す |
| 家庭訪問 | 申請すると、原則1週間以内に調査担当員(ケースワーカー)が自宅を訪問する |
| 決定 | 申請日から14日以内(特別な理由があれば30日以内)に、結果が文書で知らされる |
| 受給開始 | 保護費は毎月5日の午後に、現金か口座振込みで支給される |
受給が始まると、担当のケースワーカーが暮らしの相談にのります。上尾市のしおりは、受給中の方の権利として「正当な理由なく、生活保護費を減らされたり、生活保護を受けられなくなるなどの不利益を受けることはありません」と説明する一方で、次のようなことも求めています。
困ったことや、届け出が必要か迷うことがあれば、早めにケースワーカーに相談するのがいちばんの近道です。ケースワーカーの役割や付き合い方は、次のコラムでも解説しています。
上尾市の福祉事務所についてよくある質問
- Q上尾市の生活保護の窓口はどこですか?
- A
市役所本庁舎2階の生活支援課(5番窓口)です。住所は上尾市本町三丁目1番1号で、JR高崎線の上尾駅東口から徒歩約8分です。保護担当の直通電話は048-775-5119です。
- Q受付時間は何時から何時までですか?
- A
月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)です。令和8年10月1日からは9時00分〜16時30分になります(9月30日までは8時30分〜17時00分)。直通電話の受付時間も同じように変わります。
- Q土曜日や日曜日に相談できますか?
- A
できません。上尾市役所は第2・第4土曜日に一部の窓口を開けていますが、生活支援課は対象に入っていません。日曜日と祝日は閉庁しています。
- Q電話だけで相談できますか?
- A
上尾市は、生活保護の相談を電話でも受け付けています。申請の手続きは窓口で行うのが基本なので、まず電話で状況を伝え、窓口に行く日を相談するとよいでしょう。来所が難しい事情がある場合は、その旨を伝えてください。
- Q支所や出張所でも相談できますか?
- A
上尾市のホームページとしおりは、生活保護の相談窓口として市役所の生活支援課を案内しており、支所や出張所は案内していません。市役所本庁舎2階の生活支援課に相談してください。
- Q家族が代わりに申請できますか?
- A
生活保護法第7条では、本人のほか、扶養義務者や同居の親族も申請できるとされています。本人が窓口に行けない事情がある場合は、その状況も含めて生活支援課に相談してください。
- Q家賃の上限はいくらですか?
- A
上尾市の住宅扶助の上限は、単身世帯で43,000円です。2人世帯は52,000円、3〜5人世帯は56,000円で、世帯の人数によって変わります。詳しくは「上尾市の住宅扶助限度額(世帯人数別)」のページをご覧ください。
- Q保護費はいつ支給されますか?
- A
上尾市のしおりでは、毎月5日の午後に、現金か口座振込みで支給するとされています。5日が土曜・日曜・祝祭日にあたるときは、その前日です。現金で受け取る場合は、支給日の午後1時30分から午後4時までに、認印を持って生活支援課の窓口へ行きます。
まとめ
上尾市の福祉事務所について、押さえておきたい点をまとめます。
- 上尾市の福祉事務所は市役所本庁舎2階の生活支援課(5番窓口)の1か所
- 電話は、生活保護なら保護担当 048-775-5119、暮らしの困りごとならくらしサポート相談窓口 048-729-4835、どこに相談すればよいかわからないときはふくしの窓口 048-783-4098
- 令和8年10月1日から、窓口と直通電話の受付時間は9時00分〜16時30分
- 土曜日の開庁日は、生活支援課は対象外
- 住まいが決まっていなくても、上尾市内にいれば生活支援課で相談・申請できる
- 行く前に電話をし、手元の書類を持っていく。付き添いを頼む方法もある
住まいのことでお困りの方は、生活保護を受けながら借りられる部屋探しについてもご相談いただけます。
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