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足利市の生活保護完全ガイド | 申請窓口から住まい探しまで【2026年最新】

足利市の生活保護完全ガイド | 申請窓口から住まい探しまで エリア別情報

足利市で生活保護の申請を考えている方に向けて、申請窓口・受給の要件・受け取れる金額・住まいの探し方までを1本にまとめました。

足利市の窓口は市役所1階の21番窓口(社会福祉課 生活保護担当)、家賃の上限は単身で月32,000円、申請から結果が出るまでは原則14日以内です。30代の単身世帯であれば、生活費と家賃をあわせて月103,460円程度が目安になります。


  1. 足利市の生活保護受給の概要
    1. 足利市で暮らすうえでの前提
    2. 足利市で生活保護を受けている人の数
  2. 足利市の生活保護を受けるための4つの基本要件
    1. 1. 資産の活用
    2. 2. 能力の活用
    3. 3. 扶養(親族からの援助)
    4. 4. 他の制度の優先利用
  3. 足利市の福祉事務所と申請窓口
    1. 予約は必要か
    2. 民生委員に相談するという入口もある
  4. 足利市の申請から決定までの流れ
    1. 第1段階:相談
    2. 第2段階:申請
    3. 第3段階:調査
    4. 第4段階:決定
    5. 受給が始まったあとの流れ
  5. 足利市の住宅扶助上限額と物件選び
    1. 「2級地-2」ではなく「2級地」で見る
    2. 条件を満たせば上限が上がる「特別基準」
    3. 部屋が狭いと上限が下がる
    4. 共益費は住宅扶助の対象外
    5. 家賃が市から直接大家に支払われる仕組み(代理納付)
  6. 足利市の生活扶助モデルケース(簡易版)
    1. ケースA:30代の単身世帯
    2. ケースB:30代夫婦+4歳の子ども(3人世帯)
    3. 75歳以上の単身世帯の場合
    4. 収入がある場合はどうなるか
    5. 冬にはさらに冬季加算がつく
  7. 足利市で借りられる物件の探し方
    1. 上限内で探すための現実的な条件
    2. 保証人がいない場合
    3. 内見と契約の前に確認しておくこと
    4. 引越しの費用について
    5. 入居を断られたときの考え方
  8. 申請却下時の対処法
    1. 1. 却下の理由を確認する
    2. 2. 審査請求を行う
    3. 3. 事情が変わったら再申請する
  9. 足利市固有の注意点
    1. 市境を越えると家賃の上限が変わる
    2. 隣の佐野市のほうが上限が高い
    3. 冬の光熱費が関東の平均より重い
    4. 保護費の支給日は公表されていない
  10. よくある質問
  11. まとめ

足利市の生活保護受給の概要

足利市は栃木県の南西端にある人口約14万人の市で、群馬県の桐生市・太田市・館林市と接しています。生活保護の相談・申請の窓口は、足利市役所内の社会福祉課です。

生活保護は、収入や資産が国の定める「最低生活費」を下回る世帯に対し、不足する分を支給する制度です。世帯の全員が対象となり、一部の人だけが受けることはできません。

支給される扶助は次の8種類です。

扶助の種類内容
生活扶助食費・衣類・光熱水費など日常生活の費用
住宅扶助家賃・地代・住宅の補修費用
教育扶助学用品・教材費・給食費など義務教育の費用
医療扶助健康保険が使える診療・メガネなどの治療材料
介護扶助介護サービスの利用に必要な費用
出産扶助出産に必要な費用
生業扶助高校進学の費用・技能習得・就職準備の費用
葬祭扶助世帯員が亡くなったときの葬祭費用

このうち生活扶助と住宅扶助が毎月の支給の中心になります。医療扶助は現金ではなく、医療機関の窓口負担が発生しない形で給付されます。

8種類のうち、申請の段階で意識しておきたいのが医療扶助です。生活保護を受けると国民健康保険からは外れ、医療機関には保険証ではなく医療券を提出する形になります。窓口での自己負担は生じませんが、保険が使えない治療、個室料や差額ベッド代、テレビの視聴料などは対象外です。

また生業扶助は、高校進学の費用や、技能を身につけて仕事に就くための費用をまかなうものです。「生活保護では高校に行けない」という誤解がありますが、そうではありません。

足利市で暮らすうえでの前提

足利市には東武伊勢崎線とJR両毛線の2路線が通っており、市域は東西に広がっています。市役所のある本城周辺と、足利市駅・足利駅の周辺が生活の中心ですが、市の外縁部では公共交通の便が限られ、通院や買い物の移動手段が課題になる場面があります。

一方で、群馬県の桐生市・太田市・館林市が近く、日常の買い物や通院で県境をまたぐ人も少なくありません。ただし生活保護の手続きは住民票のある自治体が担当するため、生活圏が群馬県側にあっても、足利市に住んでいる限り窓口は足利市役所になります。

足利市が属する級地は2級地-2です。級地は地域の物価水準に応じた区分で、金額を計算するときの基礎になります。ただし後述するとおり、家賃の上限を見るときは「2級地」として扱います。

足利市で生活保護を受けている人の数

足利市で生活保護を受けている人は、月あたり約1,357人です(栃木県統計年鑑・令和6年度)。栃木県内では宇都宮市に次ぐ規模で、栃木市(約1,391人)・小山市(約1,365人)とほぼ同じ水準です。

珍しい制度ではない、ということです。市役所の窓口も、相談を受けることに慣れています。


足利市の生活保護を受けるための4つの基本要件

生活保護を利用するには、次の4つの点が確認されます。すべてを満たしてから申請するのではなく、申請を受けてから福祉事務所が調査します。

1. 資産の活用

預貯金・生命保険・土地建物・自動車・貴金属など、売却や活用ができる資産があれば、まずそれを生活費にあてることが求められます。申請を受けると、福祉事務所が銀行・郵便局・生命保険会社などに調査を行います。

ただし住むための土地建物は原則として持ち続けられます。生命保険や学資保険も、内容によっては保有が認められる場合があります。

自動車については、保有(所有・借用のいずれも)は原則として認められません。ただし車を持っていても申請そのものはできます。廃車や売却が必要と判断された場合は、受給の開始が決まったあとで具体的な指導があります。「車があるから申請できない」と思い込んで相談をやめてしまう必要はありません。

なお、手元にあるお金がゼロでなければ申請できない、というわけでもありません。当面の生活費として一定額の手持ち金があること自体は、申請の妨げになりません。「残高が尽きるまで待ってから相談する」という判断は、かえって家賃の滞納や公共料金の停止を招くことがあります。

2. 能力の活用

働く能力がある方は、その能力に応じて働くことが求められます。一方で、病気や障がいなど働くことが難しい事情がある場合は、まずその問題の解決が優先されます。

足利市の福祉事務所には就労支援の専門の相談員が置かれており、仕事探しや職業訓練の支援も受けられます。

ここで押さえておきたいのは、「働く能力がある」ことと「すぐに働ける仕事がある」ことは別だという点です。求職活動をしていてもなお最低生活費に届かない場合は、働きながら不足分の支給を受けることもできます。生活保護は「まったく働いていない人だけの制度」ではありません。

3. 扶養(親族からの援助)

親・子・兄弟姉妹など、民法上の扶養義務がある方から援助を受けられる場合は、その援助を受けることになります。援助には仕送りのような経済的なものだけでなく、見守りや通院の送迎といった経済面以外のものも含まれます。

ここは誤解が多い部分ですが、扶養は申請や利用の条件ではありません。援助できる親族がいることや、親族に確認をしていないことを理由に、申請や利用ができなくなることはありません。

福祉事務所は扶養の可能性について調査することになっていますが、長期間連絡を取っていない場合、家庭内暴力や虐待がある場合など、特別な事情があるときは調査を見合わせることもあります。心配がある方は、申請の前に窓口でその事情を伝えてください。

4. 他の制度の優先利用

年金・各種手当・医療費の助成・雇用保険・労災保険など、利用できる公的な制度があれば、そちらを先に使います。ただし、それらを使い切ってからでないと申請できない、という意味ではありません。

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足利市の福祉事務所と申請窓口

足利市の生活保護に関する相談・申請は、市役所内の社会福祉課が担当します。

項目内容
名称足利市福祉事務所(健康福祉部 社会福祉課 生活保護担当)
窓口足利市役所 1階 21番窓口
住所〒326-8601 栃木県足利市本城3丁目2145番地
電話0284-20-2133
ファックス0284-21-5404
受付時間平日(月〜金)午前9時〜午後4時30分 ※足利市役所の受付時間

予約は必要か

足利市が配布している「生活保護のしおり」には、申請にあたって事前相談や予約は不要と明記されています。一方で市の公式ページには、あらかじめ電話で日時を決めておくと相談がスムーズに進む旨の案内があります。

当社担当者
当社担当者

つまり、予約は必須ではないが、電話をしておくと待ち時間が減るということです。都合がつくなら事前に一報を入れておくとよいですが、電話ができない事情があっても、そのまま窓口に行って構いません。

民生委員に相談するという入口もある

生活に困ったときの相談先として、福祉事務所と並んでお住まいの地区の民生委員が挙げられます。市役所に行くことに抵抗がある場合や、まず身近な人に相談したい場合の入口として知っておくとよいでしょう。


足利市の申請から決定までの流れ

手続きは「相談 → 申請 → 調査 → 決定」の4つの段階で進みます。

第1段階:相談

生活の状況、収入、資産、親族との交流などについて聞き取りがあります。しおりには「できる範囲でのお話で構わない」と書かれています。すべてを整理してから行く必要はありません。

生活保護やそのほかの支援制度についての説明を受けたうえで、利用したいと思ったら申請に進みます。

第2段階:申請

生活保護の利用には、本人の意思による「申請」が必要です。申請できるのは本人・扶養義務者・同居の親族のいずれかで、本人が入院中や施設入所中で窓口に来られないときは、親族などが代理で申請できます。

申請書は福祉事務所に置いてありますが、備え付けの用紙でなくても、必要な事項が書かれていれば構いません。

申請時には収入申告書・資産申告書・調査への同意書などを提出しますが、書類がすべてそろっていなくても申請はできます。「書類が足りないから」と申請を先延ばしにする必要はありません。

なお、差し迫った状況にある場合は、申請がなくても福祉事務所の判断で保護が適用されることがあります。

持っていくと手続きが早く進むもの

必須ではありませんが、次のものがあると聞き取りや調査がスムーズになります。

種類具体例
本人確認ができるもの運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証など
収入がわかるもの給与明細・年金の支払通知書・雇用保険の受給資格者証
住まいに関するもの賃貸借契約書・家賃の振込控え・家賃証明
資産に関するもの預金通帳・生命保険の証券
医療に関するもの診断書・お薬手帳(働けない事情がある場合)

そろっていなくても申請はできます。「用意してから」と先延ばしにしないことが大切です。

第3段階:調査

申請書が提出されると、福祉事務所の職員が自宅などを訪問し、住まいの確認、生活状況の聞き取り、金融機関や親族への照会を行います。

第4段階:決定

調査が終わると、保護を受けられるかどうかが文書で通知されます。期間は申請日から原則14日以内、調査に時間がかかる特別な事情がある場合でも最長30日以内と定められています。

開始が決定されると、申請した日にさかのぼって保護が適用されます。決定を待っている間の分も対象になるということです。

受給が始まったあとの流れ

利用が決まると、福祉事務所の担当職員(ケースワーカー)がついて、世帯の支援にあたります。定期的な家庭訪問や、収入があった場合の申告が必要になります。

毎月の支給額は一定とは限りません。世帯員の年齢や人数、その月の収入、冬季の暖房費、家賃の額などによって変わります。年齢が区切りをまたいだ月や、冬季加算が始まる11月・終わる3月には金額が動くため、通知された内訳を確認する習慣をつけておくと安心です。


足利市の住宅扶助上限額と物件選び

足利市で支給される家賃の上限は、単身世帯で月32,000円です。

世帯人数家賃上限(通常基準)
単身32,000円
2人38,000円
3〜5人41,000円
6人45,000円
7人以上49,000円

「2級地-2」ではなく「2級地」で見る

足利市の級地は2級地-2ですが、家賃の上限額は1級地・2級地・3級地の3区分で定められています。「-1」「-2」の細分は生活費(生活扶助)の計算に使うもので、家賃の上限には影響しません。足利市は「2級地」の欄を見ます。

条件を満たせば上限が上がる「特別基準」

次の3つのいずれかに当てはまる場合、上限が引き上げられることがあります。

  1. 障がいなどにより広い居室が必要な場合
  2. 高齢などにより転居が困難な場合
  3. 通常の上限の範囲内に適当な物件がない場合

単身世帯であれば、32,000円が41,000円まで上がります。ただし条件に当てはまれば自動的に適用されるわけではなく、福祉事務所の判断が必要です。物件を決める前に必ずケースワーカーに相談してください。

部屋が狭いと上限が下がる

単身世帯の場合、居室の床面積によって上限が下がります。

床面積単身の家賃上限
15㎡超(通常)32,000円
11〜15㎡29,000円
7〜10㎡26,000円
6㎡以下22,000円

家賃が上限内でも、部屋が狭いと基準を超えてしまう場合があります。内見のときに専有面積を確認しておくと安全です。

共益費は住宅扶助の対象外

住宅扶助が対象とするのは家賃・地代などであり、共益費や管理費は含まれません。物件を比べるときは、家賃が上限内かどうかに加えて、共益費を含めた毎月の総額を確認してください。

家賃が市から直接大家に支払われる仕組み(代理納付)

住宅扶助には、受給者を経由せず市から直接、家主や管理会社へ家賃を支払う「代理納付」という仕組みがあります。受給者にとっては家賃を払い忘れる心配がなくなり、貸す側にとっては家賃の回収が確実になるため、入居の審査で有利にはたらく場合があります。

利用できるかどうかは福祉事務所の判断になりますが、物件を探すときに「代理納付が使えます」と伝えられると、話が前に進みやすくなることがあります。

世帯人数別のより詳しい上限額や、特別基準の金額は足利市の住宅扶助限度額(世帯人数別)にまとめています。


足利市の生活扶助モデルケース(簡易版)

実際にいくら受け取れるのかを、代表的な3つのケースで示します。いずれも収入がまったくない場合の目安で、収入があればその分が差し引かれます。

ケースA:30代の単身世帯

内訳金額
生活扶助(第1類・第2類・特例加算・経過的加算)71,460円
住宅扶助(上限まで実費)32,000円
合計103,460円

生活扶助の内訳は、年齢に応じた第1類41,760円、世帯人数に応じた第2類27,790円、特例加算1,500円、経過的加算410円です。住宅扶助は上限までの実費なので、家賃28,000円の部屋なら住宅扶助も28,000円になり、合計は99,460円になります。

ケースB:30代夫婦+4歳の子ども(3人世帯)

内訳金額
生活扶助(第1類・第2類・特例加算)141,630円
児童養育加算10,190円
住宅扶助(上限まで実費)41,000円
合計192,820円

第1類は3人分の合計123,200円に、世帯人数に応じた0.75の率を掛けて92,400円になります。この率を掛けるのは第1類だけで、第2類には掛けません。

子どもがいる世帯には児童養育加算が1人あたり10,190円加わります。学齢期になれば教育扶助(小学生3,400円・中学生5,300円)も加わり、そのほか教材費やクラブ活動費などが実費で計上されます。

75歳以上の単身世帯の場合

高齢の単身世帯では、年齢によって第1類の額が変わります。75歳以上の単身世帯であれば、生活扶助は65,470円、住宅扶助とあわせて97,470円程度が目安です。

見落とされやすいのは年齢の区切りです。生活扶助の第1類は11の年齢区分に分かれており、70〜74歳と75歳以上では額が大きく異なります。「65歳以上」とひとくくりにして計算すると誤ります。

収入がある場合はどうなるか

生活保護は、最低生活費と収入の差額を支給する制度です。したがって働いて収入があれば、その分は差し引かれます。

ケースワーカー
ケースワーカー

ただし、働いて得た収入は全額が差し引かれるわけではありません。就労による収入には「勤労控除」があり、一定の金額は収入として扱われません。働くほど手元に残る額が増える仕組みになっているため、就労が受給額の面で不利になることはありません。

控除される額は収入の額や働き方によって変わります。具体的な金額は担当のケースワーカーに確認してください。

冬にはさらに冬季加算がつく

栃木県は冬季加算のⅤ区にあたり、11月から3月まで、単身で月4,630円、3人世帯で月7,470円が上乗せされます。

見落とされやすいのですが、同じ関東でも金額が違います。東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城はⅥ区で単身2,630円なので、足利市を含む栃木県は関東の多くの地域より2,000円高いことになります。冬季加算は級地ではなく地区の区分で決まるため、級地から推測することはできません。

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足利市で借りられる物件の探し方

足利市の家賃相場は、ワンルーム〜1LDKでおおむね3.5万〜5万円です。単身の上限32,000円は、この相場の下限をやや下回る水準にあります。つまり、何も条件を絞らずに探すと上限内の物件は見つかりにくいのが実情です。

上限内で探すための現実的な条件

条件考え方
駅からの距離徒歩15分以上まで広げると選択肢が増える
築年数築20年以上まで許容する
間取り1Rまたは1Kに絞る
共益費家賃が安くても共益費が高い物件があるため総額で比較する
専有面積15㎡以下だと上限が下がるため要確認

足利市は市域が広く、東武伊勢崎線とJR両毛線の2路線が通っています。駅から離れたエリアまで視野に入れると、上限内の物件が見つかる余地があります。

保証人がいない場合

生活保護を受けていることを理由に入居を断られるのではないか、と心配される方は少なくありません。実際には保証人がいなくても、保証会社の利用で契約できる物件が多くあります。保証会社の審査は、家賃の支払い能力を見るものであり、住宅扶助が代理納付される仕組みを理解している会社であれば、受給中であること自体が不利になるとは限りません。

内見と契約の前に確認しておくこと

物件を決める前に、次の点を確認しておくと後戻りを防げます。

確認項目理由
家賃と共益費の内訳共益費は住宅扶助の対象外のため
専有面積15㎡以下だと上限が下がるため
更新料の有無と金額更新時に一時扶助の対象になるか確認が必要
保証会社の利用可否と保証料初期費用に含まれるため
代理納付に応じてもらえるか家主・管理会社の理解が必要

そして最も重要なのが、契約前に福祉事務所へ相談することです。

引越しの費用について

転居にかかる敷金・礼金・仲介手数料・運送費などは、要件を満たせば一時扶助として支給される場合があります。支給の対象となる場面は厚生労働省の通知で定められており、判断するのは福祉事務所です。

当社担当者
当社担当者

転居には福祉事務所の事前承認が必要です。承認を得ずに契約すると、費用が支給されないだけでなく、家賃が上限を超えていた場合に自己負担が生じます。物件を決める前に必ず相談してください。

入居を断られたときの考え方

生活保護を理由に入居を断られることは、残念ながらまだあります。ただし、断られる理由は「生活保護だから」の一言でまとめられがちなだけで、実際には家賃の回収に対する不安であることが多くあります。

代理納付が使えること、保証会社の審査を通せることが伝われば、判断が変わる場合があります。1件断られたことをもって「自分には借りられない」と結論づける必要はありません。受け入れの実績がある物件を扱う窓口を通すことが、結果的にいちばんの近道になります。

当サイトでは栃木県の生活保護受給者を受け入れる物件のご紹介が可能です。掲載物件の一覧はまだ準備中のため、ご希望の条件をお聞かせいただければ個別にお探しします。


申請却下時の対処法

申請が却下された場合、あきらめる前に取れる手段が3つあります。

1. 却下の理由を確認する

却下は文書で通知され、理由が記載されています。まずはその理由を確認してください。収入や資産の評価に事実と違う点があれば、資料を添えて説明することで判断が変わる場合があります。

却下の理由として多いのは、収入が最低生活費を上回っていると判断された場合、活用できる資産があると判断された場合、扶養義務者からの援助が見込まれると判断された場合などです。このうち扶養については、援助の意思がないことが確認されれば判断が変わりえます。

2. 審査請求を行う

決定に納得できない場合、栃木県知事に対して審査請求ができます。期限は、決定があったことを知った日の翌日から3か月以内です。この期限を過ぎると原則として請求できなくなるため、日付の管理が重要になります。

審査請求の結果にも納得できない場合は、厚生労働大臣への再審査請求という段階もあります。

審査請求は書面で行うのが基本です。却下の通知書を必ず保管しておいてください。日付と理由が書かれた通知書は、期限を確認するためにも、内容を争うためにも必要になります。手続きの進め方に不安がある場合は、法テラスや地域の支援団体に相談するという方法もあります。

3. 事情が変わったら再申請する

生活保護に「一度却下されたら二度と申請できない」というルールはありません。収入が減った、資産を使い切った、病気で働けなくなったなど、状況が変われば改めて申請できます。

却下の理由が「資産があるため」だった場合、その資産を生活費にあてて底をついた時点で、再度の申請が可能になります。


足利市固有の注意点

市境を越えると家賃の上限が変わる

足利市は群馬県の3市と接しています。生活圏がつながっていても、住民票を置く自治体が変われば適用される基準が変わります。

市県級地単身の家賃上限
宇都宮市栃木県2級地-1(中核市)38,100円
佐野市栃木県3級地-132,200円
足利市栃木県2級地-232,000円
太田市群馬県3級地-130,700円
館林市群馬県3級地-130,700円
桐生市群馬県2級地-130,000円

足利市と隣の桐生市では、単身の上限が2,000円違います。ただし、家賃が安くなること自体は転居を認める理由になりません。県をまたぐ転居では担当の福祉事務所も変わります。

隣の佐野市のほうが上限が高い

上の表を見ると、3級地の佐野市(32,200円)のほうが2級地の足利市(32,000円)より200円高いことに気づきます。これは誤りではありません。栃木県では告示上、単身の上限が3級地のほうがわずかに高く設定されています。群馬県でも同じ逆転が起きています。

級地の数字が小さいほど金額が高い、という一般的な関係が住宅扶助では必ずしも成り立たない、ということです。

冬の光熱費が関東の平均より重い

足利市を含む栃木県が冬季加算のⅤ区に区分されているのは、冬の暖房需要が関東南部より大きいためです。実際の生活では、11月から3月にかけて光熱費の負担が増える前提で家計を組む必要があります。

物件を選ぶときも、断熱性や暖房設備は無視できない要素です。家賃が数千円安くても、冬の光熱費でその差が消えることがあります。

保護費の支給日は公表されていない

足利市は保護費の支給日を公表していません。インターネット上には具体的な日付を書いているサイトがありますが、市の公式資料で裏づけが取れる情報ではありません。振込日は福祉事務所に直接お問い合わせください。


よくある質問

Q
足利市の生活保護で家賃はいくらまで出ますか?
A

単身世帯で月32,000円までです。2人世帯は38,000円、3〜5人世帯は41,000円が上限となります。障がいや高齢などの事情があり福祉事務所が認めた場合には、特別基準として単身で41,000円まで引き上げられることがあります。

Q
足利市で生活保護を申請するにはどこに行けばよいですか?
A

足利市役所1階の21番窓口(社会福祉課 生活保護担当)です。電話は0284-20-2133、受付は平日の午前9時から午後4時30分までです。事前の予約は不要ですが、電話で日時を決めておくと相談がスムーズに進みます。お住まいの地区の民生委員に相談するという入口もあります。

Q
車を持っていても足利市で生活保護を申請できますか?
A

申請できます。生活保護の利用中は原則として自動車の保有(所有・借用のいずれも)が認められませんが、車を持っている状態でも申請そのものは可能です。廃車や売却が必要かどうかは、受給の開始が決まったあとで個別に判断されます。

Q
親族に知られずに足利市で生活保護を申請できますか?
A

扶養義務のある親族への照会は原則として行われますが、長期間連絡を取っていない場合や、家庭内暴力・虐待などの特別な事情がある場合には、調査を見合わせることがあります。心配がある場合は申請の前にその事情を窓口で伝えてください。なお、親族の援助は申請や利用の条件ではありません。

Q
足利市で生活保護を申請してから、いつお金がもらえますか?
A

申請日から原則14日以内(調査に時間を要する特別な事情がある場合は最長30日以内)に、受けられるかどうかが文書で通知されます。開始が決定されると申請日にさかのぼって保護が適用されるため、決定を待っていた期間の分も対象になります。


まとめ

足利市で生活保護を利用するうえで、押さえておきたい点をまとめます。

  • 窓口は足利市役所1階21番窓口(社会福祉課 生活保護担当・0284-20-2133)。予約は不要だが電話しておくとスムーズ
  • 家賃の上限は単身32,000円。足利市は2級地-2だが、家賃の上限は「2級地」の区分で決まる
  • 30代の単身世帯なら月103,460円程度、30代夫婦+4歳の子どもの3人世帯なら月192,820円程度が目安
  • 車があっても申請はできる。親族の援助は申請の条件ではない
  • 結果は原則14日以内に通知され、開始決定なら申請日にさかのぼって適用される
  • 栃木県は冬季加算のⅤ区で、11月〜3月は関東の多くの地域より高い加算がつく

上限内で住める物件が見つかるかどうかは、探し方によって変わります。条件の整理でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。


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■ 生活保護申請・手続き無料サポート
■ 申請手続き同行サポート付き
■ 住まいの条件や希望を伝えるだけでOK
■ 来店不要(メールやLINEでご案内)
■ 相談料・手数料も無料
■ 敷金・礼金が無料物件も豊富にご用意
■ 審査がご不安な方もお任せ
■ 他社で断れた方でも大歓迎
■ 生活保護の受給を検討されている方もOK
■ プライバシー保護管理体制も万全
■ 電話相談:03-5990-9367

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