相模原市で生活保護を受けながら賃貸物件を探すとき、まず押さえておきたいのが「住宅扶助(家賃補助)の上限額」と「入居審査の通し方」の2点です。相模原市の住宅扶助の上限は単身世帯で41,000円。この金額を目安に部屋を探し、生活保護受給者の入居に理解のある物件を見つけることが、スムーズな住み替えの近道になります。このページでは、相模原市の住宅扶助の仕組み、家賃相場、入居審査のポイント、緑区・中央区・南区それぞれの相談窓口までを、2026年最新の情報でまとめました。
相模原市で借りられる家賃の上限(住宅扶助)はいくら?
相模原市で生活保護を受けながら借りられる家賃の上限は、単身世帯で41,000円です。住宅扶助は世帯の人数によって上限が変わり、相模原市の場合は次のように設定されています。
| 世帯人数 | 住宅扶助の上限額(月額) |
|---|---|
| 単身(1人) | 41,000円 |
| 2人 | 49,000円 |
| 3〜5人 | 53,000円 |
| 6人 | 57,000円 |
| 7人以上 | 64,000円 |
出典:厚生労働大臣告示第158号(生活保護法による保護の基準)。相模原市は政令指定都市として、国から個別に基準額が告示されています。
相模原市は「1級地-2」でも独自の基準額が使われる
生活保護には、地域の物価や生活水準に応じて全国の市区町村を分ける「級地区分」という仕組みがあります。相模原市はこのうち1級地-2に区分されています。「1級地-2」は名前に「2」が付きますが、あくまで1級地の中の区分であり、「2級地」ではありません。
ただし、住宅扶助の上限額そのものは、相模原市が政令指定都市であるため、級地から一律に決まるのではなく国が相模原市向けに個別に告示した実額(単身41,000円)が使われます。同じ神奈川県内でも、政令指定都市の横浜市(単身52,000円)・川崎市(単身53,700円)はより高い上限が設定されており、地域ごとに差があります。相模原市の41,000円は、千葉市などと同じ水準です。
単身でも上限が上がる場合・下がる場合
上限額には、次のような例外もあります。
自分の世帯にどの基準が当てはまるかは、担当のケースワーカーや福祉事務所に確認するのが確実です。ご自身の検討中の物件が上限内に収まるかは、当サイトの住宅扶助の自動計算ツールでも目安を確認できます。
相模原市の家賃相場と部屋探しのコツ
相模原市は神奈川県内でも家賃相場が比較的落ち着いているエリアで、ワンルーム・1Kの相場はおおむね月3〜5万円台です。住宅扶助の上限41,000円以内におさまる物件も、沿線や区を選べば十分に見つけられます。
沿線・エリアごとの特徴
相模原市はJR横浜線・JR相模線・京王相模原線・小田急線が通り、区によって住環境が異なります。
上限内で探すときの注意点
住宅扶助の対象になるのは「家賃(賃料)」のみです。共益費・管理費・駐車場代・町内会費・水道光熱費は住宅扶助の対象外で、生活扶助(生活費)から自己負担することになります。共益費が高い物件を選ぶと、家賃自体は上限内でも実質的な負担が増えてしまうため、契約書の「賃料」欄の金額で上限内かどうかを判断しましょう。
相模原市で上限内の物件を効率よく探したい方は、生活保護受給者の住まい探しに対応した不動産会社に相談するのが近道です。みまもり不動産では、生活保護を受給中の方・これから申請を検討中の方のお部屋探しをサポートしています。
生活保護受給者の入居審査と保証会社
生活保護受給中でも賃貸物件に入居することはできます。ただし、入居審査では「家賃を継続して支払えるか」が見られるため、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
保証会社・保証人の考え方
近年の賃貸契約では、連帯保証人の代わりに家賃保証会社の利用を求められるケースが一般的です。生活保護受給者の場合でも利用できる保証会社はありますが、審査基準は会社によって異なります。保証人を立てられない場合でも、保証会社の利用で契約できる物件もあるため、あきらめずに相談してみましょう。
審査を通しやすくする「代理納付」
相模原市では、家賃を福祉事務所が家主・管理会社へ直接支払う「代理納付」の制度が利用できます(生活保護法第37条の2)。家賃の滞納リスクが下がるため、大家さん・管理会社にとって安心材料となり、入居審査で有利に働くことがあります。代理納付を希望する場合は、担当のケースワーカーに相談してください。
生活保護受給中の入居審査に不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。相模原市内で受け入れ可能な物件のご案内が可能です。
相模原市の福祉事務所(3区)への相談窓口
相模原市で生活保護の相談・申請をするときは、お住まいの区の福祉事務所(生活支援課)が窓口になります。転居や住宅扶助についての相談も、この窓口で受け付けています。
| 区 | 窓口名 | 所在地 | 電話番号 |
|---|---|---|---|
| 緑区 | 緑生活支援課 | 〒252-5177 相模原市緑区西橋本5-3-21 緑区合同庁舎3階(最寄:JR・京王橋本駅) | 042-775-8809 |
| 中央区 | 中央生活支援課 | 〒252-5277 相模原市中央区富士見6-1-20 あじさい会館5階(最寄:JR相模原駅) | 042-851-3162 |
| 南区 | 南生活支援課 | 〒252-0303 相模原市南区相模大野6-22-1 南保健福祉センター3階(最寄:小田急相模大野駅) | 042-701-7720 |
出典:相模原市公式サイト「生活保護とは」(2026年1月時点)。
生活保護の相談・申請は、原則として現在お住まいの区の福祉事務所で受け付けます(現在地主義)。住まいが定まっていない場合や、事情があってどこに相談すればよいか分からない場合も、いずれかの窓口でまず相談してみてください。申請から原則14日以内(遅くとも30日以内)に、保護の要否と内容が文書で通知されます。
部屋探しから入居までの流れ
相模原市で生活保護を受けながら転居する場合の、大まかな流れは次のとおりです。
- ケースワーカーへの相談:転居の必要性(現住居が住宅扶助の上限を超えている、世帯人数が変わった等)を担当ケースワーカーに相談します。上限を超える住居に住んでいる場合は、転居指導が行われることがあります。
- 物件探し:住宅扶助の上限(単身41,000円)を目安に、上限内で入居可能な物件を探します。
- 入居審査・契約:保証会社の審査や契約手続きを進めます。代理納付の希望もこの段階で伝えます。
- 転居費用の相談:一定の要件を満たす場合、敷金や引越し費用が住宅扶助(転居に伴う一時的な費用)として支給されることがあります。対象になるかは事前にケースワーカーへ確認しましょう。
- 入居・住所変更手続き:入居後、住所変更などの必要な手続きを行います。
転居費用や敷金が支給対象になるかどうかは個別の事情によって判断されるため、必ず契約前に担当ケースワーカーへ相談しておくことが大切です。
よくある質問
- Q相模原市の生活保護で借りられる家賃の上限はいくらですか?
- A
単身世帯で41,000円です。世帯人数が増えると上限も上がり、2人世帯で49,000円、3〜5人世帯で53,000円が上限となります。共益費や管理費は上限に含まれず、生活費からの自己負担になります。
- Q相模原市は1級地-2ですが、住宅扶助は少ないのですか?
- A
相模原市は政令指定都市のため、級地から一律に決まるのではなく、国が個別に告示した基準額(単身41,000円)が使われます。同じ神奈川県内の横浜市・川崎市より低めですが、その分、市内の家賃相場も比較的落ち着いており、上限内の物件を探しやすいエリアです。
- Q生活保護を受けていても入居審査に通りますか?
- A
生活保護受給中でも入居できる物件はあります。保証人を立てられない場合でも、家賃保証会社の利用で契約できるケースがあります。また、家賃を福祉事務所が直接支払う「代理納付」を利用すると、大家さん側の安心につながり、審査で有利に働くことがあります。
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