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印西市の生活保護完全ガイド | 単身106,440円・世帯別の受給額・窓口と受付時間

印西市の生活保護完全ガイド | 単身106,440円・世帯別の受給額・窓口と受付時間 エリア別情報

この記事は、千葉県印西市で生活保護を受けたい方と、受給しながら市内で部屋を探している方に向けて、世帯ごとの受給額と計算の手順、家賃が上限を超えたときの扱い、市役所の窓口と2026年7月からの受付時間、隣の市との違いをまとめたガイドです。

印西市の級地区分は3級地-2で、千葉県の市ではいちばん低い区分です。収入がない35歳の単身世帯なら、ひと月の最低生活費は106,440円(生活扶助69,240円+住宅扶助37,200円)が目安です。家賃にあてる住宅扶助の上限は単身で月37,200円。西隣の柏市・我孫子市と、南隣の八千代市・佐倉市は2級地-1で上限が41,000円なので、市境をまたぐと上限が3,800円違います。

相談と申請の窓口は、市役所1階の社会福祉課 保護係(直通0476-33-4514)です。2026年7月1日から、市役所の受付時間は午前9時〜午後4時30分に短くなりました。記事の金額は、厚生労働省の告示「生活保護法による保護の基準」のうち、令和8年(2026年)10月1日から適用される額で計算しています。


  1. 印西市の生活保護の概要
    1. 3級地-2とはどんな区分か
    2. 印西市で生活保護を受けている人の数
  2. 印西市の生活保護はいくら?世帯別の受給額
    1. ひとり暮らしは、65歳と75歳で額が変わる
    2. 家賃が上限を超える部屋に住んでいるとき
    3. 子どもがいる世帯の場合
    4. 高齢の夫婦と、障害のある方の場合
    5. 冬(11月〜3月)と12月の支給額
  3. 印西市の生活保護費の計算のしかた
    1. 計算の手順(母子2人の世帯の例)
    2. 年金や給料があるとき
    3. 10月から特例加算は1人月2,500円に
  4. 印西市の生活保護で受けられる8つの扶助と加算
    1. 印西市の加算の額(3級地の額)
    2. 母子加算と障害者加算の両方に当てはまるとき
  5. 印西市の生活保護費の支給日と追加給付
    1. 保護費が支給される日
    2. 最高裁判決を受けた追加給付(印西市)
  6. 印西市の住宅扶助の上限額と物件選び
    1. いまの家賃が上限を超えているとき
  7. 印西市で生活保護を受けるための4つの基本要件
    1. 収入:世帯の収入が印西市の最低生活費を下回ること
    2. 資産:預貯金・保険・土地や家は、まず生活に活用する
    3. 働く力:働ける人は、その力に応じて働く
    4. ほかの制度:年金や手当などを先に使う
    5. 親族の援助:先に親族へ相談しなくても申請できる
  8. 印西市の福祉事務所と申請窓口
    1. 市役所への行き方
    2. 申請を迷っている段階の相談先
  9. 印西市の申請から決定までの流れ
    1. 申請のときに用意するもの
  10. 印西市で借りられる物件の探し方
    1. 家賃相場は上限を大きく上回る
    2. 駅と路線から探す
    3. 公営住宅は市内になく、県営住宅は年4回の募集
    4. 部屋探しで気をつけたいこと
  11. 申請が却下されたときの対処法
  12. 印西市で受けられる支援と、知っておきたいこと
    1. 税金や料金の減免と、保険・病院・予防接種
    2. 生活保護の手前で使える住居確保給付金
    3. 申請や受給で気をつけたいこと
  13. 印西市の生活保護についてよくある質問
  14. まとめ

印西市の生活保護の概要

最初に、印西市で生活保護を考えるときの基本の情報を表にします。

級地区分3級地-2(千葉県の市ではいちばん低い区分)
住宅扶助の上限(単身)月37,200円(千葉県の3級地の基準)
最低生活費の目安(35歳・単身・収入なし)月106,440円(生活扶助69,240円+住宅扶助37,200円)
相談・申請の窓口福祉部 社会福祉課 保護係(市役所1階)
受付時間平日の午前9時〜午後4時30分(2026年7月1日から)
市の人口・世帯数112,843人・47,429世帯(令和8年8月末現在・外国人を含む)
生活保護を受けている人454人・374世帯(令和7年4月30日現在)
市内の鉄道駅JR成田線の木下(きおろし)駅・小林駅、北総線の千葉ニュータウン中央駅・印西牧の原駅・印旛日本医大駅

3級地-2とはどんな区分か

生活保護の基準額は、地域ごとの暮らしにかかる費用の違いに合わせるため、市町村を級地という6つの段階に分けて決められています。印西市はいちばん下の3級地-2で、市が配っている「生活保護のしおり」にも「3級地-2(印西市の級地)」と書かれています。千葉県では、1級地-2が千葉市・市川市・船橋市など6市、2級地-1が柏市・佐倉市・八千代市・我孫子市など9市、3級地-1が成田市・白井市・木更津市など15市と酒々井町で、それ以外の7市16町村が3級地-2です。

家賃の上限(住宅扶助)は、6つの段階ではなく「1級地・2級地・3級地」の3つで決まります。そのため3級地-1と3級地-2は同じ額で、印西市も白井市や成田市と同じ「千葉県の3級地」の額(単身37,200円)です。一方、生活扶助は6つの段階ごとに決まるので、同じ単身世帯でも、3級地-1の市より少し低くなります。

近くの市町と比べると、次のようになります(35歳・単身・収入なし・令和8年10月からの基準)。

市町(印西市から見た位置)級地区分住宅扶助の上限(単身)最低生活費の目安(月額)
印西市3級地-237,200円106,440円
白井市(西)・成田市(東)・酒々井町(南)3級地-137,200円108,780円
栄町(東)3級地-237,200円106,440円
柏市・我孫子市(西)、八千代市・佐倉市(南)2級地-141,000円114,930円

3級地-1の白井市・成田市とは、家賃の上限が同じで、生活扶助が2,340円違うだけです。これに対して2級地-1の4市では、家賃の上限が3,800円、生活扶助が4,690円高く、合わせて8,490円の差になります。なお、栄町と酒々井町の生活保護は、千葉県の相談窓口の一覧で、県の印旛健康福祉センター(佐倉市)の担当とされています。隣の市の詳しい情報は、白井市の生活保護完全ガイドと成田市の生活保護完全ガイドで紹介しています。

当社担当者
当社担当者

印西市は、西を我孫子市・柏市・白井市、南を八千代市・佐倉市・酒々井町、東を成田市・栄町に囲まれ、北は利根川をはさんで茨城県です。上限が高い市へ移ると選べる部屋が増えることもありますが、担当の福祉事務所も変わります。引越しを考えたら、部屋を決める前に保護係へ相談してください。

印西市で生活保護を受けている人の数

市の統計「データいんざい」によると、印西市で生活保護を受けている人は、令和7年4月30日時点で454人(374世帯)です。5年前の令和2年と比べて、受給世帯は72世帯、受給している人は84人増えました。

時点(各年4月30日)受給世帯受給している人
令和2年302世帯370人
令和3年304世帯364人
令和4年318世帯381人
令和5年339世帯409人
令和6年359世帯431人
令和7年374世帯454人

令和7年の数字を扶助の種類ごとに見ると、生活扶助を受けている人が368人、住宅扶助を受けている人が336人です(1人が複数の扶助を受けることがあるため、足しても合計にはなりません)。


印西市の生活保護はいくら?世帯別の受給額

次の表は、3級地-2の印西市で生活保護を受けたときの1か月の金額を、よくある世帯の形ごとに試算したものです。どの世帯も収入がゼロで、家賃が住宅扶助の上限ちょうどの部屋に住んでいるとして、令和8年10月1日から適用される基準で計算しました。

世帯の例生活扶助加算・教育扶助住宅扶助合計(月額)
35歳・単身69,240円—37,200円106,440円
72歳・単身68,850円—37,200円106,050円
78歳・単身63,400円—37,200円100,600円
50歳・単身(障害者加算・1級または2級相当)69,240円23,620円37,200円130,060円
夫婦2人(72歳・70歳)110,160円—45,000円155,160円
母子2人(母35歳・小学生8歳)110,500円29,690円45,000円185,190円
母子3人(母35歳・小学生8歳・4歳)138,120円43,980円48,400円230,500円
夫婦と小学生(35歳・35歳・8歳)139,580円13,590円48,400円201,570円

「加算・教育扶助」の欄は、次の額を足したものです。50歳の単身の方は、障害者加算23,620円(身体障害者障害程度等級表の1級・2級に当たる場合など)。母子2人の世帯は、母子加算16,100円・児童養育加算10,190円・小学生の教育扶助3,400円。母子3人の世帯は、母子加算20,200円・児童養育加算20,380円(10,190円×2人)・教育扶助3,400円。夫婦と小学生の世帯は、児童養育加算10,190円と教育扶助3,400円です。教育扶助は小学生の基準額だけで、教材代や給食費などは必要に応じて別に出ます。

あくまで目安の金額です。実際の支給額は、収入や資産、障害や病気の状況などによって世帯ごとに違うので、保護係での相談で確かめてください。

ひとり暮らしは、65歳と75歳で額が変わる

単身世帯の生活扶助は、年齢で決まる第1類(食費や衣類など)に、第2類(光熱費など・単身は27,790円)と特例加算2,500円を足した額です。3級地-2の第1類は、18〜64歳が38,950円、65〜74歳が38,560円、75歳以上が33,110円なので、ひと月の額は次の3つに分かれます。

年齢生活扶助ひと月の合計(住宅扶助37,200円を含む)
18〜64歳69,240円106,440円
65〜74歳68,850円106,050円
75歳以上63,400円100,600円

65歳を境にした差は390円ですが、75歳になると合計が5,450円下がります。10月からの基準では、3級地-2の単身世帯に経過的加算は付きません。65歳以上で介護保険料を納めている方には、その実費が介護保険料加算として加わります。

家賃が上限を超える部屋に住んでいるとき

住宅扶助は、実際の家賃を上限額まで支給するしくみです。35歳の単身の方で、家賃ごとの支給額を並べると次のとおりです。

家賃住宅扶助ひと月の支給額家賃を払った後に残るお金
30,000円30,000円99,240円69,240円
37,200円37,200円106,440円69,240円
42,000円37,200円106,440円64,440円

家賃が上限より安い部屋でも、上限との差額が手元に残るわけではありません。反対に、上限を超える部屋では、超えた分(表では4,800円)を生活扶助の中から払うことになり、毎月の生活費がその分減ります。そのため、上限内の住まいへの転居を求められることもあります(「印西市の住宅扶助の上限額と物件選び」の章で説明します)。

子どもがいる世帯の場合

母子3人の世帯(230,500円)と、夫婦と小学生の世帯(201,570円)は、同じ3人世帯でも28,930円違います。母子3人の世帯には母子加算20,200円と、もう1人分の児童養育加算10,190円が付く一方で、4歳の子の第1類(37,000円)が大人(38,950円)より低いため、生活扶助は1,460円少なくなるからです。母子加算は「1級地・2級地・3級地」の3区分で決まり、印西市は3級地の額(児童1人16,100円、2人なら合計20,200円)です。児童養育加算は級地に関係なく、18歳になった後の最初の3月31日までの子ども1人につき10,190円です。母子2人の世帯の計算の手順は、次の章で1段ずつ紹介します。

高齢の夫婦と、障害のある方の場合

72歳と70歳の夫婦2人の世帯は、生活扶助110,160円に住宅扶助の上限45,000円を足して155,160円です。2人世帯の上限45,000円は、単身の37,200円より7,800円高い額です。障害者加算は3級地の額で、身体障害者障害程度等級表の1級・2級に当たる場合などが23,620円、3級に当たる場合などが15,750円なので、50歳の単身の方が3級に当たる場合、ひと月の合計は122,190円になります。

冬(11月〜3月)と12月の支給額

11月から3月までは暖房費などにあてる冬季加算が、12月には年末の出費にあてる期末一時扶助が加わります。モデルの世帯に当てはめると、月ごとの支給額は次のようになります。

世帯ふだんの月11月〜3月12月
35歳・単身106,440円109,070円120,310円
夫婦2人(72歳・70歳)155,160円158,890円177,200円
母子2人185,190円188,920円207,230円
母子3人230,500円234,740円253,620円
夫婦と小学生201,570円205,810円224,690円

冬季加算は級地ではなく地域の区分で決まり、千葉県はⅥ区です(1人2,630円・2人3,730円・3人4,240円)。期末一時扶助は級地の6段階ごとに額が違い、3級地-2の印西市では1人11,240円・2人18,310円・3人18,880円です。どちらも冬の暖房費や年末の出費のためのお金なので、12月の額を基準に毎月の予算を組まないようにしましょう。地域の区分ごとの冬季加算の額は、冬季加算を解説したコラムにまとめています。

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印西市の生活保護費の計算のしかた

受給額は、年齢や世帯の人数ごとに決まった基準額を順に足し上げて求めます。ここでは母子2人の世帯(母35歳・小学生8歳)を例に、逓減率を掛けたときに出る端数の扱いまで確かめます。

計算の手順(母子2人の世帯の例)

順番やること金額
12人の第1類を足す(38,950円+38,560円)77,510円
22人世帯の逓減率0.87を掛ける67,433.7円
3第2類(2人世帯)を足す+38,060円
4経過的加算を足す(この世帯は0円)+0円
5合計105,493.7円の10円未満を10円に切り上げる105,500円
6特例加算(2,500円×2人)を足す+5,000円
7生活扶助110,500円
8母子加算(児童1人・3級地の額)を足す+16,100円
9児童養育加算を足す+10,190円
10教育扶助(小学生の基準額)を足す+3,400円
11住宅扶助(家賃の実費・2人世帯の上限45,000円)を足す+45,000円
12最低生活費185,190円

計算で気をつけたい点は3つです。

  • 逓減率は、第1類を合計した額にだけ掛けます。第2類には掛けません
  • 第2類は世帯の人数だけで決まり、どの級地でも同じ額です(1人27,790円・2人38,060円・3人44,730円)
  • 10円未満の端数は、告示の定めにより切り上げます。四捨五入や切り捨てではありません

年金や給料があるとき

収入があるときに支給されるのは、最低生活費から、収入として認められる額を差し引いた残りです。市のQ&Aも「年金を含む収入の合計額が、国が定めた「最低生活費」に満たない場合は、受けることができます。」と説明しています。

例:72歳の単身の方(最低生活費106,050円)に、年金が1か月あたり5万円ある場合:106,050円 − 50,000円 = 56,050円が保護費の目安です。

年金や手当は、原則として受け取った額がそのまま収入になります。働いて得たお金は、勤労控除などを引いた残りだけが収入とされるので、働いた分だけ手元のお金が増えるしくみです。控除の額は、勤労控除の早見表を載せたコラムで確かめられます。

10月から特例加算は1人月2,500円に

生活扶助には「特例加算」という上乗せ分が入っています。令和8年6月11日の厚生労働省告示第245号による改正で、令和8年10月1日から、自宅で暮らす世帯の特例加算は1人あたり月1,500円から2,500円に上がりました。入院中の方や介護施設に入所している方の特例加算は、月1,000円のままです。

世帯9月までの生活扶助10月からの生活扶助増えた額
35歳・単身68,240円69,240円+1,000円
72歳・単身67,850円68,850円+1,000円
78歳・単身62,400円63,400円+1,000円
夫婦2人(72歳・70歳)108,160円110,160円+2,000円
母子2人108,500円110,500円+2,000円
母子3人135,120円138,120円+3,000円
夫婦と小学生136,580円139,580円+3,000円

印西市のモデル世帯は、どれも1人あたりちょうど1,000円増えています。3級地-2のこれらの世帯には、9月までも10月からも経過的加算が付いていないため、特例加算の引き上げ分がそのまま増えたからです。同じ改正で経過的加算は1人あたり1,000円小さくなったので(0円より下にはなりません)、9月まで経過的加算が付いていた方は、増え方がその分小さくなります。表の生活扶助には母子加算などを含めていません。住宅扶助は特例加算の対象外なので、変わりません。


印西市の生活保護で受けられる8つの扶助と加算

生活保護の支給は、目的ごとに8つの扶助に分かれています。すべてを受け取るのではなく、世帯に必要な扶助だけが組み合わされます。

  • 生活扶助:食費・被服費・光熱水費など日常生活の費用。毎月、現金で支給されます
  • 住宅扶助:市のしおりでは「アパート等の家賃、地代、住宅補修に必要な費用」を「定められた範囲内で実費を支給」するとされています
  • 教育扶助:義務教育の学用品・給食費・通学の費用など
  • 医療扶助:診察・治療・薬など。費用は医療機関へ直接支払われます
  • 介護扶助:介護保険のサービスを使う費用。事業者へ直接支払われます
  • 出産扶助:出産にかかる費用(上限あり)
  • 生業扶助:仕事に就くための技能の習得や、高校に通う費用など
  • 葬祭扶助:葬儀の費用(上限あり)

それぞれの扶助の中身は、生活保護のしくみと8つの扶助をまとめたコラムで詳しく説明しています。

印西市の加算の額(3級地の額)

世帯の事情に応じて、生活扶助に加算が上乗せされます。障害者加算や母子加算は「1級地・2級地・3級地」の3区分で額が決まり、3級地-2の印西市は3級地の額です。妊産婦加算と在宅患者加算は「1級地及び2級地」と「3級地」の2区分で、こちらも3級地の額が使われます。

加算月額(印西市)当てはまる主な方
児童養育加算子ども1人につき10,190円18歳になった後の最初の3月31日までの子どもがいる世帯
母子加算児童1人16,100円/2人20,200円/3人22,700円ひとり親などで子どもを育てている世帯
障害者加算23,620円身体障害者障害程度等級表の1級・2級に当たる方など
障害者加算15,750円同じく3級に当たる方など
妊産婦加算妊娠6か月未満7,950円/6か月以上12,010円/産婦7,390円妊娠中の方と、出産後の方
在宅患者加算11,550円自宅で療養していて、医師の診断で栄養の補給が必要とされた方など
介護保険料加算保険料の実費65歳以上で介護保険料を納めている方など
放射線障害者加算49,120円または24,560円原子爆弾の放射線による障害などの認定を受けた方
介護施設入所者加算10,120円の範囲内介護施設に入所している方(障害者加算・母子加算が付かない場合)

母子加算の額は、児童の人数ごとの合計です。障害のある方の受給額は、障害者の生活保護の受給額を解説したコラムでくわしく紹介しています。

母子加算と障害者加算の両方に当てはまるとき

母子加算と障害者加算の両方に同じ1人が当てはまるときは、高いほうの額だけが算定されます(告示の「重複調整」)。ひとり親の母親自身に障害がある場合がその例です。反対に、子どもに障害があるなど、2つの加算に当てはまるのが別々の人であれば、両方とも算定されます。2つの加算は一緒に受け取れない、と決めつけないようにしましょう。


印西市の生活保護費の支給日と追加給付

保護費が支給される日

市の「生活保護のしおり」(令和8年5月)にも、市のホームページの生活保護の案内にも、保護費が毎月何日に支給されるかは書かれていません。受け取り方(口座への振り込みか窓口か)の説明もないため、保護が決まったときに担当のケースワーカーに確かめてください。

支給日は、家賃や公共料金の支払いの段取りに欠かせない情報です。ただ、市の公式の資料で確かめられない日付は載せないことにしているため、この記事では書いていません。

最高裁判決を受けた追加給付(印西市)

平成25年(2013年)から行われた生活扶助基準の引き下げについて、令和7年(2025年)6月27日に最高裁判所が違法と判断しました。これを受けた追加給付について、印西市は「平成25年8月~令和8年3月までの間に生活保護を受給されていた世帯を対象に、追加給付が行われます。」と案内しています。

いま印西市で受給していて要件に当てはまる方には、口座に振り込まれます。市の案内では「振り込みは10月末を予定しておりますので、今しばらくお待ちください。」とされています。受給が終わった世帯やほかの市へ移った世帯は、印西市への申出が必要です。申出の窓口は令和8年9月18日から市役所1階の11会議室に開かれていて、厚生労働省の案内では、申出ができるのは令和9年(2027年)7月31日までです。

問い合わせは、印西市のコールセンター(0120-537-036)へ。振込金額についての質問には、電話では答えられないとされています。国の相談センター(0120-179-445)は平日の午前9時〜午後5時の受付で、10月までは土日・祝日も受け付けています。


印西市の住宅扶助の上限額と物件選び

印西市で単身の方が受けられる住宅扶助は、月37,200円までです。上限は世帯の人数で変わり、モデルの計算に使った2人世帯は45,000円、3人世帯は48,400円です。家賃がこれより安ければ、支給されるのは実際の家賃の額になります。事情によっては、上限を引き上げる「特別基準」が認められる場合もあります。世帯人数ごとの上限額は、次のページにまとめています。

▶ 印西市の住宅扶助限度額(世帯人数別)を見る

市のしおりは、住宅扶助を「アパート等の家賃、地代、住宅補修に必要な費用」と説明していて、共益費や管理費が対象になるかは書かれていません。家賃が上限内でも、共益費や管理費を足すと毎月の支払いが上限を超えることがあるので、契約の前に保護係へ確かめてください。

いまの家賃が上限を超えているとき

いまの家賃が上限より高いことだけを理由に、申請ができなくなるわけではありません。ただ、上限内の住まいへの転居を求められることがあります。転居が認められれば、条件を満たす範囲で、敷金等(敷金のほか権利金・礼金・不動産手数料・火災保険料・保証料)や引越しの費用が支給されます。どこまで認められるかは、福祉事務所が世帯ごとに判断します。

順番を間違えないことが大切です。先に部屋を契約したり引越したりすると、費用が出ないことがあります。引越し費用が認められる条件は、生活保護の引越し費用を解説したコラムで説明しています。


印西市で生活保護を受けるための4つの基本要件

生活保護を受けられるかどうかは、次の観点で判断されます。印西市だけの特別な条件はなく、全国で共通の考え方です。厚生労働省は「生活保護の申請は国民の権利です。」としていて、市のQ&Aも「住民票に関係なく、今、住んでいる市町村の福祉事務所(生活保護担当)までお越しください。」と案内しています。

収入:世帯の収入が印西市の最低生活費を下回ること

給料・年金・仕送り・手当など、世帯全員の収入を合わせた額を、印西市の基準で計算した最低生活費と比べます。収入が最低生活費に届かなければ、足りない分が保護費になります。市のQ&Aは、働いている人についても「給料を含む収入の合計額が、国が定めた「最低生活費」に満たない場合は、受けることができます。」と答えています。収入のない35歳の単身世帯なら、最低生活費は106,440円です。

資産:預貯金・保険・土地や家は、まず生活に活用する

すぐに使える預貯金や、解約できる保険、使っていない土地などがあれば、まず生活費に充てることが求められます。持ち家について、市のQ&Aは、原則は売却して生活費に充てるとしたうえで、「実際に住んでいる家で処分価値が低い場合など、保有を認められる場合もあります。」と書いています。厚生労働省も「居住用の持ち家については、保有が認められる場合があります。」としています。持ち家がある方も、まずは相談してください。

車についても、市のQ&Aは「自動車は「資産」となりますので、原則、売却する等してその売却益を生活のために活用していただくことになります。」としたうえで、「障害をお持ちの方の通勤・通院等に必要な場合など、保有を認められる場合もあります。」と書いています。車を手放す前に、保護係へ事情を伝えて相談しましょう。

働く力:働ける人は、その力に応じて働く

働くことができる人は、その力に応じて働くことが求められ、申請のあとには働けるかどうかの調査も行われます。働いている人は受けられない、という意味ではありません。働いて得た収入が最低生活費に届かなければ、差額が支給されます(計算のしかたは前の章を参照してください)。

ほかの制度:年金や手当などを先に使う

年金・雇用保険・各種の手当など、ほかの制度で受けられるものがあれば、そちらが先です。家賃の支払いに困り始めた段階なら、いんざいワーク・ライフサポートセンターで住居確保給付金などの相談ができます(窓口は次の章で紹介します)。

親族の援助:先に親族へ相談しなくても申請できる

市のしおりは「親族等から援助を受けることができる場合は、そちらを優先して受けてください。」としていて、申請の後には、援助が期待できる親族に、仕送りなどができるかどうかが問い合わせられます(扶養照会)。ただし厚生労働省は「扶養義務者の扶養は保護に優先しますが、例えば、同居していない親族に相談してからでないと申請できない、ということはありません。」と明記しています。DVや虐待など、親族に知られたくない事情がある方は、相談のはじめにそのことを伝えてください。扶養照会の範囲は、扶養照会について解説したコラムで紹介しています。

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印西市の福祉事務所と申請窓口

印西市の福祉事務所の役割は、市役所の福祉部 社会福祉課 保護係が担っています。市のしおりの表紙にも「印西市福祉事務所」とあり、生活保護の相談と申請はここが窓口です。

担当福祉部 社会福祉課 保護係
場所市役所1階
住所〒270-1396 千葉県印西市大森2364-2
電話0476-33-4514(直通)/0476-42-5111(代表)
ファクス0476-42-0381
受付時間月曜〜金曜 午前9時〜午後4時30分
(土曜・日曜・祝日・年末年始は休み)

2026年7月1日から、市役所の受付時間が変わりました。6月30日までは午前8時30分〜午後5時15分でしたが、いまは午前9時〜午後4時30分です。本庁のほか、本埜支所・出張所なども同じ時間に変わっています。以前の案内を見て夕方に出かけると、受付が終わっていることがあります。

市役所への行き方

市の案内では、次の行き方が紹介されています。

  • JR成田線の木下駅から歩いて約15分
  • 木下駅南口から、ちばレインボーバス神崎線に乗り、2つ目の「印西市役所前」で降りて歩いて約2分
  • 北総線の千葉ニュータウン中央駅南口から、ちばレインボーバス神崎線の木下駅行きに乗り、14番目の「印西市役所前」で降りて歩いて約2分
  • 市のふれあいバスで「市役所」まで(南ルートからは、ほかのルートへの乗り継ぎが必要)

申請を迷っている段階の相談先

生活保護を申請するかどうか決める前の、生活や仕事の困りごとの相談は、いんざいワーク・ライフサポートセンターが受け付けています。市の相談先の一覧(令和8年7月時点)では、「生活費が足りない、仕事が見つからないなどの生活の不安や、ひきこもりに関する相談など」を扱う自立相談支援機関とされています。

窓口いんざいワーク・ライフサポートセンター
住所印西市大森2564-140
電話0476-85-8267
受付月曜〜金曜 午前9時〜午後5時(祝日・年末年始を除く)
扱う支援生活や仕事の困りごとの相談、住居確保給付金の申請など

生計や家族のことなど、あらゆる心配ごとの相談は、市の社会福祉協議会(0476-42-0294)でも受け付けています。


印西市の申請から決定までの流れ

市の「生活保護のしおり」とQ&Aをもとに、保護が始まるまでの流れをまとめます。

  1. 相談:保護係で暮らしの状況を話し、生活保護のしくみや、ほかに使える制度の説明を受けます
  2. 申請:申請書を出します。しおりは、書類について「申請時にこれらの書類がなくても申請はできます。申請後の提出でも構いません。」としています
  3. 調査:家庭訪問による生活の様子の確認のほか、預貯金や保険などの資産、親族からの援助、年金や給料などの収入、働くことができるかどうかが調べられます
  4. 決定:しおりでは「申請のあった日から14日以内(調査に日時を要する場合は30日以内)に決定します。」とされています。結果は、理由を付けた書面で届きます
  5. 支給の開始:保護が決まると支給が始まります。支給日と受け取り方は、担当のケースワーカーに確かめてください

「申請したい」という意思は、はっきり言葉で伝えましょう。相談しただけでは申請になりません。申請から30日たっても決定の通知がないときは、申請が却下されたものとみなすことができます(生活保護法第24条第7項)。

申請のときに用意するもの

しおりが挙げている書類は、次のとおりです。

  • 資産:世帯全員の預金通帳(いまの残高まで記帳したもの)、生命保険などの証書、自動車やバイクの車検証、土地・家屋の書類、株式などの書類
  • 収入:給与明細書(前3か月分)、年金の証書と支給通知書(はがき)、各種手当の支給通知書
  • 住まい:住宅の賃貸借契約書、いまの家賃がわかる書類
  • 保険証など:健康保険証、医療証(高齢・自立支援・ひとり親・乳幼児など)、障害者手帳
  • そのほか:認め印、毎月かかる医療費や介護費用などの領収書、公共料金などの支払い状況がわかる書類、個人番号カード

書類がそろっていなくても、申請はできます。まずは相談に行きましょう。


印西市で借りられる物件の探し方

部屋探しは、家賃が住宅扶助の上限に収まるかから始めます。単身なら37,200円、3人世帯なら48,400円が目安です。共益費や管理費の扱いも確かめて、毎月の支払いを続けられるかを考えましょう。

家賃相場は上限を大きく上回る

民間の不動産情報サイト LIFULL HOME’S(駅から歩いて10分以内の物件の平均賃料・管理費などは含まない・2026年9月27日に確認)に出ていた印西市の家賃相場は、次のとおりです。

間取り家賃相場
ワンルーム・1K・1DK(周辺の市と比べる欄の値)6.28万円
1LDK7.99万円
2LDK9.69万円

単身向けの部屋の相場(6.28万円)は、単身の上限37,200円を約2.6万円上回り、家族向けの2LDK(9.69万円)は3人世帯の上限48,400円のほぼ2倍です。間取りごとの表はワンルームや1Kなど多くが空欄(「-」)でした。ここでは、単身から3人世帯の部屋探しの目安になる1LDKと2LDKの値を載せています。駅から近い物件の平均なので、駅からの距離や築年数などの条件をゆるめると、上限内の部屋が見つかることがあります。

駅と路線から探す

市内の駅は、JR成田線の木下駅・小林駅と、北総線の千葉ニュータウン中央駅・印西牧の原駅・印旛日本医大駅の5つです。北総線の線路には、成田空港と都心を結ぶ成田スカイアクセスの電車も走っています。生活保護を受けている間は、車を持ち続けられる場合が限られるため、駅やバス停、スーパー、病院まで歩いて行けるかを、家賃と同じくらい大事な条件として選びましょう。

家賃の上限は、借りる部屋の所在地で決まります。白井市や成田市なら印西市と同じ単身37,200円ですが、柏市・我孫子市・八千代市・佐倉市なら41,000円です。市が変われば担当の福祉事務所も変わるので、物件の住所がどの市にあるかを必ず確かめてください。

公営住宅は市内になく、県営住宅は年4回の募集

市の案内では「印西市内に公営住宅(県営住宅・市営住宅)はありません。」とされています。県内のほかの市町にある県営住宅に申し込む方法があり、市の案内では、空き住戸の募集は4月・7月・10月・1月の年4回で、各月の1日から15日までに郵送で受け付けるとされています。申し込み先は千葉県住宅供給公社の県営住宅管理部募集課(043-222-9200)です。募集の案内資料は、募集月の前月の下旬ごろから、市役所と中央駅前出張所・滝野出張所で配られます(問い合わせは市の開発建築課住宅係・0476-33-4657)。最新の募集の日程は、千葉県住宅供給公社で確かめてください。

部屋探しで気をつけたいこと

  • 入居の審査:家賃保証会社の審査がある物件が多く、過去に家賃を滞納したことがあると通りにくくなります
  • 初期費用:敷金等や引越しの費用は条件を満たせば支給されますが、契約の前に保護係の確認を受けておく必要があります
  • 受給していることの伝え方:受給していることを隠して申し込むと、後で分かったときに話がこじれやすくなります。生活保護を利用する方の入居に慣れた不動産会社に相談すると、手続きが進めやすくなります
  • 家賃の払い方:福祉事務所から大家さんへ家賃を直接支払う「代理納付」を使うと、大家さんが安心しやすく、入居の話がまとまりやすくなることがあります

生活保護を利用している方を受け入れる物件かどうかは、一般の物件検索サイトでは見分けにくいものです。当サイトでは、提携する不動産会社と連携して、印西市とその周辺で部屋を探している方のご相談を受け付けています。記事内の「住まいの無料相談はこちら」ボタンから、お問い合わせください。


申請が却下されたときの対処法

申請が認められなかった場合も、次のような方法があります。

  1. 却下の理由を確かめる:決定の書面には、理由を付けることが法律で決められています(生活保護法第24条第4項)。収入や資産の見方に食い違いがあれば、保護係に説明を求めましょう
  2. 審査請求をする:市のしおりは「この決定があったことを知った日の翌日から起算して3か月以内に、千葉県知事に対し審査請求をすることができます。」としています(行政不服審査法第18条第1項)
  3. 事情が変わったら、もう一度申請する:収入が減った、病気で働けなくなったといった変化があれば、あらためて申請できます

審査請求の手順と書き方は、申請が却下されたときの審査請求を解説したコラムで説明しています。いんざいワーク・ライフサポートセンターや、法テラスなどの法律相談の窓口に相談する方法もあります。


印西市で受けられる支援と、知っておきたいこと

税金や料金の減免と、保険・病院・予防接種

  • 減免:市のしおりは、減免されるものとして「国民健康保険税、保育料、上下水道使用料、市県民税、固定資産税、NHK放送受信料など」を挙げています。申請が必要なものもあるので、担当のケースワーカーに確かめてください
  • 国民健康保険:保護が始まったら、保護開始決定通知書、資格確認書(または資格情報のお知らせ)、顔写真付きの本人確認書類を持って、脱退の手続きをします(原則14日以内)。窓口は市役所1階の国保年金課のほか、印旛支所・本埜支所の市民サービス課と中央駅前出張所です
  • 病院にかかるとき:しおりは「受診する前に福祉事務所(市役所社会福祉課)、本埜・印旛支所の窓口に来てください。」としています。急な病気のときの手順は、担当のケースワーカーに確かめておきましょう
  • 高齢の方の予防接種:インフルエンザ(ふだんは1,500円)と新型コロナ(ふだんは5,000円)の定期接種は、社会福祉課で受給証明書を出してもらい、委託医療機関に出すと無料になります(令和8年10月1日〜令和9年1月31日)

生活保護の手前で使える住居確保給付金

離職や廃業などで住まいを失った方や、失うおそれがある方の家賃相当額を支給する制度です。印西市での家賃の上限は、単身37,200円・2人世帯45,000円・3人世帯48,400円で、支給期間は原則3か月(延長は2回まで・最長9か月)です。家賃の安い住まいへ移る必要がある方には、転居費用の支給もあります(上限は単身111,600円)。収入や資産の条件があるので、まずはいんざいワーク・ライフサポートセンター(0476-85-8267)に相談してください。

申請や受給で気をつけたいこと

  • 受付は午後4時30分まで:2026年7月1日から、市役所の受付は平日の午前9時〜午後4時30分です
  • 支給日は担当に確かめる:市のしおりや生活保護の案内には、支給日が書かれていません
  • 車は手放す前に相談する:原則は売却などで活用しますが、障害のある方の通勤・通院など、持ち続けられる場合もあります
  • 収入や世帯の状況が変わったら届け出る:届け出ずに受給を続けると、保護費を返すよう求められることがあります。不正な手段で保護を受けた場合は、3年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象です(生活保護法第85条第1項)

印西市の生活保護についてよくある質問

Q
印西市で単身の場合、生活保護はいくらもらえますか?
A

収入のない35歳の単身世帯なら、生活扶助69,240円と住宅扶助(上限37,200円)を合わせた月106,440円が目安です(令和8年10月からの基準)。65〜74歳なら106,050円、75歳以上なら100,600円です。家賃が上限より安いときは、実際の家賃の額が支給されます。

Q
印西市の生活保護の窓口と受付時間を教えてください。
A

市役所1階の福祉部 社会福祉課 保護係です(印西市大森2364-2・直通0476-33-4514)。2026年7月1日から、受付は平日の午前9時から午後4時30分までになりました。

Q
保護費はいつ支給されますか?
A

市の「生活保護のしおり」にも、ホームページの生活保護の案内にも、支給日は書かれていません。保護が決まったときに、支給日と受け取り方を担当のケースワーカーに確かめてください。

Q
柏市や白井市の部屋に引っ越すと、家賃の上限は変わりますか?
A

白井市や成田市は3級地-1ですが、家賃の上限は印西市と同じ「3級地」の額なので、単身37,200円のままです。柏市・我孫子市・八千代市・佐倉市は2級地-1で、単身の上限は41,000円になります。どの場合も担当の福祉事務所が変わるので、引越しの前に必ず保護係に相談してください。

Q
印西市に市営住宅や県営住宅はありますか?
A

市の案内では、印西市内に公営住宅(県営住宅・市営住宅)はありません。県内のほかの市町の県営住宅に申し込むことができ、空き住戸の募集は年4回(4月・7月・10月・1月の各1日〜15日・郵送)と案内されています。申し込み先は千葉県住宅供給公社(043-222-9200)です。

Q
2026年10月から受給額は変わりましたか?
A

令和8年10月1日から、自宅で暮らす世帯の特例加算が1人あたり月1,500円から2,500円に上がりました。この記事で試算した印西市の世帯は、どれも1人あたり1,000円増えています。ただし、9月まで経過的加算が付いていた世帯は、増え方が小さくなります。記事の金額はすべて10月からの基準です。

Q
追加給付はいつ振り込まれますか?
A

いま印西市で受給していて対象になる世帯には、市が口座に振り込みます。市の案内では、振り込みは10月末の予定です。受給が終わった世帯やほかの市へ移った世帯は印西市への申出が必要で、申出の窓口は市役所1階の11会議室にあります。問い合わせは印西市のコールセンター(0120-537-036)へ。


まとめ

印西市で生活保護を利用するときに押さえておきたい点を整理します。

  • 印西市は3級地-2。住宅扶助の上限は単身月37,200円で、白井市・成田市と同じ、柏市・我孫子市・八千代市・佐倉市より3,800円低い
  • 収入のない35歳の単身世帯の最低生活費は月106,440円、母子2人なら185,190円が目安(令和8年10月からの基準)
  • 家賃が上限を超えると、超えた分は生活費から払うことになる。部屋は上限内で探す
  • 窓口は市役所1階の社会福祉課 保護係(0476-33-4514)。受付は2026年7月から平日の午前9時〜午後4時30分
  • 決定は原則14日以内(最長30日)。却下されても、決定を知った日の翌日から3か月以内なら千葉県知事に審査請求ができる
  • 市内に公営住宅はなく、県営住宅は年4回の募集に申し込む

仕組みがわかっても、自分の世帯に当てはめると迷うことは少なくありません。印西市での住まい探しも含めて相談したい方は、下のボタンからお問い合わせください。


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