初期費用無料物件や保証人不要の物件も豊富にご用意!相談料無料でも申請・手続きサポート付き!

伊勢原市の生活保護はいくら? | 単身113,930円の内訳・家賃上限・申請窓口

伊勢原市の生活保護はいくら? | 単身113,930円の内訳・家賃上限・申請窓口 エリア別情報

「伊勢原市で生活保護を受けると、実際にいくら受け取れるのか」。この記事を開いた方が最初に知りたいのは、おそらくその一点だと思います。

制度の説明を長々と読まされても、自分の生活が成り立つのかどうかは分かりません。そこでこの記事では、伊勢原市に住む方の受給額を、単身・高齢単身・母子3人・夫婦と子1人の4パターンで、内訳の1円単位まで先に示します。そのうえで、住宅扶助の上限額、8つの扶助と加算のしくみ、申請の窓口と手順という順番で解説していきます。

金額はすべて、厚生労働省の告示(令和8年4月適用)の実額と、伊勢原市が公表している一次情報にもとづいています。伊勢原市は生活扶助の級地区分でいうと「2級地-1」にあたり、この区分が受給額を左右します。


  1. 伊勢原市の生活保護の全体像
    1. 伊勢原市の受給世帯は「ひとり暮らし」が中心
  2. 伊勢原市の生活保護はいくらもらえる?モデルケース4パターン
    1. モデル① 単身・30代の内訳
    2. モデル② 単身・70代前半の内訳
    3. モデル③ 母子3人世帯(母30代+小学生+未就学児)の内訳
    4. モデル④ 夫婦(30代)+小学生の内訳
  3. 最低生活費の計算方法(伊勢原市=2級地-1)
    1. 第1類(伊勢原市=2級地-1・月額)
    2. 逓減率(世帯人員別)
    3. 第2類(世帯人員別・月額)
  4. 伊勢原市の住宅扶助の上限額
    1. 通常の上限額(伊勢原市)
    2. 特別基準(単身で53,000円まで認められる場合)
    3. 部屋が狭いと上限が下がります
  5. 8つの扶助と加算のしくみ
    1. 伊勢原市(2級地)の主な加算額
    2. 障害者加算と母子加算は「同じ方が両方に該当する場合」だけ調整されます
    3. 冬にだけ上乗せされる冬季加算
    4. 12月に上乗せされる期末一時扶助
  6. 伊勢原市で生活保護を受けるための4つの基本要件
    1. 「親族に知られたくない」という不安について
  7. 伊勢原市の福祉事務所と申請窓口
  8. 相談から決定までの流れ
    1. 受給が始まったあとに必要な届出
  9. 家賃相場と住宅扶助の上限をどう埋めるか
    1. 相場は上限を上回っています
    2. 伊勢原市は近隣より家賃が安い
    3. 上限内の物件を見つけるための3つの視点
    4. 引越しの費用について
  10. 申請が却下されたときの対処
  11. よくある質問
  12. まとめ

伊勢原市の生活保護の全体像

伊勢原市は神奈川県のほぼ中央、大山のふもとに位置する人口約10万人の市です。市が公表している統計から、生活保護の状況を先に押さえておきましょう。

項目数値
被保護世帯数1,015世帯
被保護人員1,277人
保護率12.6‰(人口1,000人あたり12.6人・約1.26%)
市の人口100,427人
市の世帯数48,240世帯

出典は伊勢原市「統計いせはら(令和7年版)」の令和5年度末の数値、および市公表の推計人口(令和8年8月1日現在)です。

伊勢原市の受給世帯は「ひとり暮らし」が中心

この数字から読み取れる、伊勢原市ならではの特徴があります。

被保護世帯の1世帯あたり人員は1.26人(1,277人 ÷ 1,015世帯)。いっぽう市全体の1世帯あたり人口は2.08人です。つまり生活保護を利用している世帯は、市の平均よりもかなり小さい世帯に偏っています。

しかもこの傾向は強まっています。令和元年度の1.32人から令和5年度の1.26人へ、5年間で世帯数は13.2%増えたのに対し、人員は8.2%しか増えていません。単身での受給が増え続けているということです。

世帯類型の内訳を見ると、その理由がはっきりします。

世帯類型世帯数構成比
高齢者世帯526世帯51.8%
傷病・障害者世帯326世帯32.1%
その他の世帯131世帯12.9%
母子世帯32世帯3.2%

高齢者世帯だけで半数を超えています。この構成は、後で触れる「部屋探しでは単身向け物件が中心になる」という現実に直結します。

級地区分は「2級地-1」です。伊勢原市は海老名市・南足柄市・綾瀬市などとともに神奈川県の2級地-1に区分されています。生活扶助の基準額はこの6段階の区分で決まりますが、住宅扶助の上限額と加算額は3段階(1級地・2級地・3級地)で決まるため、伊勢原市はどちらも「2級地」として計算します。この粒度の違いが金額の取り違えを生みやすいポイントです。


伊勢原市の生活保護はいくらもらえる?モデルケース4パターン

まず結論から示します。以下は、収入がまったくない場合に認定される最低生活費の目安です。実際の支給額は、この金額から収入を差し引いた不足分になります。

モデル生活扶助加算住宅扶助教育扶助合計(月額)
① 単身・30代72,930円—41,000円—113,930円
② 単身・70代前半72,490円—41,000円—113,490円
③ 母子3人(母30代+小学生+未就学児)145,455円42,180円53,000円3,400円244,035円
④ 夫婦(30代)+小学生147,090円10,190円53,000円3,400円213,680円

住宅扶助は家賃の実費が支給される扶助のため、上の表では上限額いっぱいで計算しています。家賃が上限より安ければ、その実額が支給されます。

モデル① 単身・30代の内訳

項目金額内容
第1類(個人の食費・被服費など)43,640円20〜40歳・2級地-1
逓減率×1.00単身世帯
第2類(世帯の光熱費など)27,790円1人世帯
特例加算1,500円1人あたり
生活扶助 小計72,930円
住宅扶助41,000円単身の上限
合計113,930円

なお経過的加算という調整項目もありますが、伊勢原市(2級地-1)の単身世帯では、どの年齢区分でも0円です。この点は1級地-1の自治体と異なります。

モデル② 単身・70代前半の内訳

高齢の単身世帯では、第1類が年齢区分によって変わります。

項目金額
第1類(70〜74歳・2級地-1)43,200円
第2類(1人世帯)27,790円
特例加算1,500円
生活扶助 小計72,490円
住宅扶助41,000円
合計113,490円

年齢の区切りに注意してください。第1類の年齢区分は等間隔ではありません。60〜64歳と65〜69歳は額が違い、さらに70〜74歳(43,200円)と75歳以上(37,100円)では6,100円もの差があります。

モデル③ 母子3人世帯(母30代+小学生+未就学児)の内訳

項目金額
第1類の合計(母43,640+小学生43,200+未就学児41,460)128,300円
逓減率(3人世帯)×0.75 → 96,225円
第2類(3人世帯)44,730円
特例加算(1,500円×3人)4,500円
生活扶助 小計145,455円
母子加算(2級地・児童2人)21,800円
児童養育加算(10,190円×2人)20,380円
住宅扶助(3〜5人世帯)53,000円
教育扶助(小学生)3,400円
合計244,035円

母子加算は3段階の区分で決まるため、伊勢原市は「2級地」の額を使います。1級地の23,600円ではありません。児童1人なら17,400円、2人で21,800円です。

モデル④ 夫婦(30代)+小学生の内訳

項目金額
第1類の合計(43,640×2+43,200)130,480円
逓減率(3人世帯)×0.75 → 97,860円
第2類(3人世帯)44,730円
特例加算(1,500円×3人)4,500円
生活扶助 小計147,090円
児童養育加算10,190円
住宅扶助(3〜5人世帯)53,000円
教育扶助(小学生)3,400円
合計213,680円

同じ3人世帯でも、モデル③の母子世帯とは約3万円の差があります。差の中身は母子加算21,800円と児童養育加算1人分10,190円で、ここに世帯構成の違いがそのまま表れています。

\ 月額でいくらぐらい支給されるの??? /

【無料】生活保護受給額シミュレーター

市区町村ごとの級地・住宅扶助に対応した自動計算ツールです。世帯構成・年齢・家賃を入力するだけで、生活扶助・住宅扶助・各種加算を含めた月額受給額の総額目安が1分でわかります。

▶ 生活保護受給額シミュレーター【無料】


最低生活費の計算方法(伊勢原市=2級地-1)

モデルケースの数字がどう組み立てられているかを理解しておくと、自分の世帯に当てはめて考えられるようになります。生活扶助の本体は、次の式で計算されます。

生活扶助 =(世帯全員の第1類の合計 × 世帯人員に応じた逓減率)+ 世帯人員に応じた第2類 + 特例加算(1人あたり1,500円)+ 経過的加算(該当する場合のみ)

第1類(伊勢原市=2級地-1・月額)

年齢ごとに1人ずつ計算し、世帯全員分を合計します。

年齢金額
0〜2歳41,460円
3〜5歳41,460円
6〜11歳43,200円
12〜17歳45,820円
18〜19歳43,640円
20〜40歳43,640円
41〜59歳43,640円
60〜64歳43,640円
65〜69歳43,200円
70〜74歳43,200円
75歳以上37,100円

最も高いのは12〜17歳です。成人より高く設定されている点は、直感に反するかもしれません。

逓減率(世帯人員別)

第1類の合計に掛けます。世帯人数が増えるほど1人あたりの生活費が下がることを反映した係数です。

1人2人3人4人5人
1.000.870.750.660.59

第2類(世帯人員別・月額)

光熱水費など世帯で共通してかかる費用です。

1人2人3人4人5人
27,790円38,060円44,730円48,900円49,180円

計算でつまずきやすい2点です。

  • 逓減率を掛けるのは第1類の合計だけです。第2類には掛けません。
  • 第2類は級地によって額が変わりません。1級地でも3級地でも、世帯人員が同じなら同額です。

伊勢原市の住宅扶助の上限額

家賃にあてられる住宅扶助は、世帯人数によって上限が決まります。

通常の上限額(伊勢原市)

世帯人数上限額(月額)
単身41,000円
2人49,000円
3〜5人53,000円
6人57,000円
7人以上64,000円

神奈川県の住宅扶助には、他県にない特徴があります。神奈川県では級地に関係なく上限額が同じです。1級地の藤沢市も、2級地-1の伊勢原市も、3級地の愛川町も単身41,000円で変わりません。例外は個別の基準が定められている横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市の4市だけです。東京都や埼玉県のように級地ごとに金額が変わる県とは、しくみが異なります。

特別基準(単身で53,000円まで認められる場合)

障害があって広い居室が必要な場合、高齢などで転居が困難な場合、通常基準内の物件が見つからない場合などには、特別基準が適用されることがあります。伊勢原市の単身世帯の特別基準は53,000円です。

神奈川県では「単身の特別基準=3〜5人世帯の通常基準と同額」という形で設定されているため、単身でも最大53,000円まで認められる余地があります。適用の可否は福祉事務所の判断になりますので、通常基準では住まいが決まらないときは相談してください。

部屋が狭いと上限が下がります

見落とされがちですが、専有面積によって上限額が引き下げられます。

専有面積単身の上限額
15㎡超41,000円
11〜15㎡37,000円
7〜10㎡33,000円
6㎡以下29,000円

伊勢原市で家賃が安いワンルームを探すと、専有面積が15㎡台という物件に出会うことがあります。その場合、上限は41,000円ではなく37,000円になります。家賃だけを見て決める前に、面積を必ず確認してください。

\ 気になる物件は住宅扶助の上限内? /

住宅扶助上限内チェック診断

気になっている物件が住宅扶助上限の範囲内かどうか、1分でチェックできます。床面積別逓減や共益費の取り扱いも含めて自動判定されます。

▶ 住宅扶助上限内チェック診断【無料】


8つの扶助と加算のしくみ

生活保護は8種類の扶助で構成され、必要な要件を満たしたものが支給されます。

扶助内容
生活扶助食費・被服費・光熱水費など日常生活の費用
住宅扶助家賃・地代など(管理費・共益費は対象外)
教育扶助義務教育に必要な学用品費・給食費など
医療扶助医療費。現物支給のため保険適用内は自己負担なし
介護扶助介護サービスの自己負担分
生業扶助高校の授業料や就職のための費用
出産扶助出産にかかる費用
葬祭扶助世帯員が亡くなった際の費用

伊勢原市(2級地)の主な加算額

加算は3段階の区分で決まるため、伊勢原市は「2級地」の額が適用されます。

加算伊勢原市(2級地)の月額
母子加算(児童1人)17,400円
母子加算(児童2人)21,800円
障害者加算(身体障害1・2級に該当する方など)25,540円
障害者加算(身体障害3級に該当する方など)17,020円
児童養育加算10,190円(児童1人につき・全国一律)
妊産婦加算(妊娠6か月未満)9,350円
妊産婦加算(妊娠6か月以上)14,120円
妊産婦加算(産婦)8,690円
在宅患者加算13,590円

障害者加算は令和8年4月に引き上げられています。改定前の金額を載せている情報も残っていますので、他のサイトと数字が食い違う場合はご注意ください。

障害者加算と母子加算は「同じ方が両方に該当する場合」だけ調整されます

障害者加算と母子加算は、同じ方が両方の要件に当てはまる場合に限り、いずれか高いほうの額が算定されます(同額のときはどちらか一方)。ひとり親ご本人に障害がある場合がこれにあたります。

一方、世帯のなかの別々の方がそれぞれ該当する場合は、両方とも算定されます。お子さんに障害があり、親御さんがひとり親である場合などです。「障害者加算と母子加算はどちらか一方しか受けられない」という説明を見かけることがありますが、正確ではありません。

なお調整される場合でも一方が支給されなくなるわけではなく、高いほうの額が算定されるという取り扱いです。また児童が2人以上いる場合の母子加算の上乗せ分は、この調整の対象外です。ご自身のケースがどちらにあたるかは、福祉事務所にご確認ください。

冬にだけ上乗せされる冬季加算

神奈川県はⅥ区にあたり、11月から3月までの5か月間、冬季加算が上乗せされます。

世帯人数冬季加算(月額)
1人2,630円
2人3,730円
3人4,240円
4人4,580円
5人4,710円

冬季加算は級地では決まらず、地区区分と世帯人員だけで決まります。同じ関東でも群馬県・栃木県はⅤ区にあたり、単身で4,630円と伊勢原市より高くなります。

12月に上乗せされる期末一時扶助

年末の出費に対応するため、12月には期末一時扶助が加算されます。伊勢原市(2級地-1)の額は次のとおりです。

世帯人数期末一時扶助
1人13,190円
2人21,510円
3人22,160円

先ほどのモデルケースは通年の月額で示していますので、11月から3月は冬季加算が、12月はさらに期末一時扶助が上乗せされると考えてください。単身の場合、12月だけは113,930円に2,630円と13,190円が加わり、約12万9千円になる計算です。


伊勢原市で生活保護を受けるための4つの基本要件

伊勢原市福祉事務所が配布している「生活保護のしおり」では、次の4点が要件として示されています。

  • 働く能力がある方は、その能力に応じて働く必要があります。ただし病気や障害などで働けない場合は、その問題の解決を優先します。
  • 預貯金・土地・家屋・自動車・保険など、生活費にあてられる資産は活用してもらうことがあります。
  • 年金・各種手当・医療助成など、活用できる公的制度があれば先に活用します。
  • 親・子ども・兄弟姉妹など民法上の扶養義務がある方から援助を受けられる場合は、受けてください。

「親族に知られたくない」という不安について

申請をためらう最大の理由が、親族への連絡(扶養照会)だという方は少なくありません。伊勢原市のしおりには、この点について踏み込んだ記載があります。

援助できる親族がいることだけを理由に、生活保護を利用できなくなるわけではありません。扶養は可能な範囲の援助を行うものです。また伊勢原市では、扶養の期待性がないと判断した場合には扶養調査を行わないなど、弾力的な運用を行っています。DV(家庭内暴力)や虐待など特別な事情がある場合は、事前に相談してください。

持ち家についても、居住用の不動産は原則として保有が認められます。ただし処分価値が利用価値に比べて著しく大きいと判断される場合は、売却を求められることがあります。自動車やオートバイも、個別の事情によって保有が認められる場合があるため、まず相談してみてください。


伊勢原市の福祉事務所と申請窓口

伊勢原市の生活保護を担当しているのは、市役所の生活支援課です。

項目内容
窓口の名称伊勢原市福祉事務所(伊勢原市役所 保健福祉部 生活支援課 保護第1係・保護第2係)
相談・申請の窓口市役所 8番窓口
所在地〒259-1188 伊勢原市田中348番地
電話番号0463-94-4726
ファクス0463-95-7612
開庁日月〜金曜日(祝日、12月29日〜1月3日を除く)
開庁時間午前8時30分〜午後5時
本庁舎1階の窓口受付時間午前9時〜午後4時30分(試行的に変更中)

窓口の番号と課の名前が変わっています。市の担当課はかつて「生活福祉課」で、窓口も7番でした。現在は生活支援課・8番窓口です。検索結果に古い情報が残っていることがありますので、来庁前に電話で確認すると確実です。

生活保護には至らないものの生活に困っている、家計の立て直しについて相談したいという場合は、地域福祉推進課が生活困窮者自立支援制度の窓口になっています。どちらに相談すべきか分からないときも、まずは生活支援課に電話してみてください。


相談から決定までの流れ

伊勢原市の手続きは4つの段階で進みます。

伊勢原市の生活保護 相談から決定まで
  • STEP1
    相談

    市役所8番窓口の生活支援課で、困っている内容を相談します。相談を受けた職員には守秘義務があるため、相談内容の秘密は守られます。

  • STEP2
    申請

    申請の意思がある方は、申請書類を提出します。申請は本人の意思で行いますが、事情があって本人が申請できないときは、親族などが代理で申請することもできます。

  • STEP3
    調査

    ケースワーカーが、生活歴・収入・資産の状況などを調査します。扶養義務者への照会と、自宅を訪問しての居住実態の確認も行われます。

  • STEP4
    決定

    調査にもとづき、原則14日以内、長くとも30日以内に保護の開始または却下が決定され、書面で通知されます。

受給が始まったあとに必要な届出

保護が始まると、いくつかの届出が必要になります。あらかじめ知っておくと戸惑いません。

  • 給料・ボーナスを得たら、給与明細を添えて収入申告書を提出します
  • 年金や手当の振込通知書・決定通知書が届いたら、すみやかに申告します
  • 収入や資産の有無にかかわらず、全世帯が年に一度(6月)、世帯の収入状況を届け出ます
  • 就労が可能な方は、毎月の求職活動状況を報告します
  • 家賃が変わるとき、転入・転出があるとき、就職・転職・退職するときは、前もって届け出ます

医療機関を受診する際は、福祉事務所が発行する医療券を受け取ってから病院へ行きます。国民健康保険証は使えなくなりますので、この流れを覚えておいてください。

また保護を受けている間は、市県民税・国民健康保険税・年金保険料が免除されるほか、NHK放送受信料とし尿汲取り手数料も全額免除されます。


家賃相場と住宅扶助の上限をどう埋めるか

ここからは、伊勢原市で部屋を探すときの現実的な話をします。

相場は上限を上回っています

不動産情報サイトが公表している伊勢原市の家賃相場(駅徒歩10分以内の平均賃料・管理費等を除く)は次のとおりです。

間取り家賃相場住宅扶助の上限
ワンルーム6.45万円単身 4.1万円
1K6.52万円単身 4.1万円
2DK7.36万円3〜5人 5.3万円
3LDK11.58万円3〜5人 5.3万円

駅に近い物件の平均は、住宅扶助の上限を2万円以上超えています。この事実は隠さずお伝えします。

いっぽうで、伊勢原市の統計から住宅扶助の実際の支給額を計算すると、1人あたり月およそ2万9千円でした(年間の住宅扶助額397,843千円 ÷ 延べ13,699人)。上限41,000円に対して1万2千円ほど下回っています。

この差が意味するのは、実際に受給している方々は、駅から離れた物件や築年数の経過した物件を選ぶことで、上限内に収めているということです。

伊勢原市は近隣より家賃が安い

条件を広げて考えるなら、伊勢原市という選択そのものが有利に働きます。

市ワンルーム〜1DKの家賃相場
厚木市7.23万円
大和市7.14万円
海老名市6.92万円
座間市6.80万円
伊勢原市6.51万円

近隣5市のなかで最も安いのが伊勢原市です。県央エリアで住まいを探している方にとって、伊勢原市は候補に入れる価値があります。

上限内の物件を見つけるための3つの視点

  • 駅からの距離を広げる:伊勢原駅・愛甲石田駅・鶴巻温泉駅からバス便のエリアまで範囲を広げると、家賃は大きく下がります。伊勢原市はバス路線が市内各地に伸びており、駅から離れても生活の利便性は保たれます。
  • 築年数にこだわらない:築年数の経過した物件は、同じ広さでも家賃が下がります。ただし設備の状態は必ず内見で確認してください。
  • 専有面積を確認する:先に触れたとおり、15㎡以下だと上限が37,000円に下がります。安さだけで選ぶと、かえって上限を下回る物件しか選べなくなることがあります。

引越しの費用について

転居が認められた場合、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用も一時扶助として支給されることがあります。敷金等の上限は住宅扶助の特別基準額の3倍(3倍はあくまでも目安)という考え方が用いられ、伊勢原市の単身世帯なら53,000円×3=159,000円が目安になります。

ただし転居が認められるかどうかは、事情によって判断が分かれます。必ず契約前にケースワーカーに相談してください。先に契約してしまうと、支給の対象外になることがあります。

\ 引越し時の負担額がすぐに診断出来る /

引越し初期費用診断ツール【無料】

生活保護の引越し時の初期費用はいくらまで出るか?敷金・礼金・前家賃を入れるだけで支給上限額がすぐにわかります。

▶ 引越し初期費用診断ツール【無料】


申請が却下されたときの対処

申請しても却下されることはあります。そのときに取れる手段は用意されています。

  • 却下の理由を書面で確認する:決定は書面で通知されます。まず理由を正確に把握してください
  • 福祉事務所に再度相談する:理由が資産や収入の評価にある場合、資料を補えば判断が変わることもあります
  • 審査請求を行う:決定に納得できない場合、神奈川県知事に対して審査請求ができます。原則として決定を知った日の翌日から3か月以内が期限です

なお申請そのものを断られたと感じた場合も、生活保護の申請は国民の権利です。伊勢原市も市の公式サイトでこの点を明記しています。ためらわずに相談してください。


よくある質問

Q
伊勢原市の生活保護は単身でいくらもらえますか?
A

収入がない30代の単身世帯の場合、生活扶助72,930円と住宅扶助の上限41,000円を合わせて月113,930円が最低生活費の目安です。70代前半の単身なら113,490円になります。実際の支給額は、この金額から収入を差し引いた不足分です。

Q
伊勢原市の家賃の上限はいくらですか?
A

単身で41,000円、2人世帯で49,000円、3〜5人世帯で53,000円です。ただし専有面積が15㎡以下の場合は37,000円に下がります。障害や高齢などの事情があれば、単身でも特別基準として53,000円まで認められる場合があります。

Q
伊勢原市の生活保護の相談窓口はどこですか?
A

市役所8番窓口の生活支援課(保護第1係・保護第2係)です。住所は伊勢原市田中348番地、電話は0463-94-4726です。以前は「生活福祉課」の7番窓口でしたので、古い案内には注意してください。

Q
申請してからどのくらいで決まりますか?
A

原則14日以内、調査に時間がかかる場合でも長くとも30日以内に、保護の開始または却下が決定され、書面で通知されます。

Q
親族に連絡がいくのが心配です。
A

伊勢原市では、扶養の期待性がないと判断した場合には扶養調査を行わないなど、弾力的な運用を行っています。またDVや虐待など特別な事情がある場合は、事前に相談するよう案内されています。援助できる親族がいることだけを理由に、生活保護が利用できなくなるわけではありません。

Q
持ち家や車があると受けられませんか?
A

居住用の不動産は原則として保有が認められます。自動車やオートバイも、個別の事情によっては保有が認められる場合があります。ただし処分価値が利用価値に比べて大きいと判断される不動産は、売却を求められることがあります。まず窓口で事情を伝えてください。

Q
冬は支給額が増えますか?
A

神奈川県はⅥ区にあたり、11月から3月までの5か月間、単身で月2,630円の冬季加算が加わります。さらに12月には期末一時扶助として単身13,190円が上乗せされます。


まとめ

伊勢原市で生活保護を検討するときに、押さえておきたい点をまとめます。

  • 単身30代なら月113,930円が最低生活費の目安。母子3人世帯では244,035円になります
  • 級地は2級地-1。ただし住宅扶助と加算は3段階で決まるため「2級地」として計算します
  • 住宅扶助の上限は単身41,000円。専有面積15㎡以下なら37,000円に下がります
  • 相談・申請の窓口は市役所8番窓口の生活支援課(0463-94-4726)。決定は原則14日以内です
  • 家賃相場は上限を上回りますが、伊勢原市は近隣5市で最も安く、駅から離れれば上限内の物件は見つかります

住まいのことで具体的に困っている、上限内の物件が自分で探しても見つからない、といった段階まで来ている方は、生活保護の受給に対応した不動産会社に相談するのが近道です。当サイトからもご相談を承っていますので、お問い合わせください。

なお、この記事に記載した金額は令和8年4月時点の告示額です。制度は改定されることがありますので、実際の申請にあたっては伊勢原市福祉事務所で最新の内容をご確認ください。


▶ エリア別ガイドトップへ


▶ 伊勢原市・近隣エリアの情報


▶ コラム:生活扶助とは?


▶ コラム:住宅扶助とは?


▶ コラム:申請方法


▶ 運営者情報・免責事項
▶ プライバシーポリシー

エリア別情報
このページをシェアする
生活保護申請からお住まいの確保・引越までお任せ下さい!

生活保護の申請手続きからのお住まい探しはもちろん、入居審査が心配な方や家賃・敷金・礼金含め初期費用が安いお部屋をお探しの方・その他ご事情がある方でもお客様の条件に合ったお部屋をお探し致します。インターネットに掲載されている物件はもちろん非公開物件もご紹介可能です。

■ 生活保護申請・手続き無料サポート
■ 申請手続き同行サポート付き
■ 住まいの条件や希望を伝えるだけでOK
■ 来店不要(メールやLINEでご案内)
■ 相談料・手数料も無料
■ 敷金・礼金が無料物件も豊富にご用意
■ 審査がご不安な方もお任せ
■ 他社で断れた方でも大歓迎
■ 生活保護の受給を検討されている方もOK
■ プライバシー保護管理体制も万全
■ 電話相談:03-5990-9367

タイトルとURLをコピーしました